令和元年 米作り 稲こぎ(脱穀)

平成最後令和元年米作り

10/15

 10月6日に稲刈りをして、掛け干ししていた稲を 「稲こぎ」 していきます。脱穀のことですね。
 干してから10日も経っていませんが、天候に恵まれていたので、お米が少し乾燥しすぎているようです。天日干しなので、乾燥機で急激に乾かしたのとは違い、じわじわ乾いたでしょうからそんなに味は落ちていないと思いますが、乾燥しすぎはお米の味を落とします。

 今日の活躍するマシーンはこれ↓。自走式脱穀機です。ハーベスタとも呼びますね。
 これで籾と稲藁に分けていきます。

 こういう農機具を使う時のワンポイントです。こういった機械には非常時に緊急停止する用のボタンが付いています。赤丸で囲まれた部分↓です。もしも腕なんかが巻き込まれたりした時のために、どこにこのボタンが付いているか確認しておく事が大切です。そして、その時にはすぐにこのボタンを押すことをシミュレーション(シュミレーションは言い間違い)しておくことも必要ですね。

 それでは脱穀開始です。稲藁が乾燥してだいぶ軽くなっているので、作業は比較的に楽です。でも、時間はかかります。すごくほこりが舞うのでマスクが必需品です。マスクをしていても鼻の中が真っ黒になりますよ。

 一束づつ、こぎ胴部分に送り込んでいきます。やっぱり今年は稲がひょろりと長いです。籾のついているところがいい位置に来るように調整しながら入れていきます。

 こがれた籾はもみ袋に入ります。さらさらと籾が流れてきてどんどんたまっていきます。いい気分です。

 籾袋一袋は大体30kgぐらいでしょうか。腰を痛めないように注意しながら持ち上げて移動させます。いいトレーニングになります。

 いいことがありました。お昼に食べたアイス「当たり」でした。ブラックモンブランを食べました。

 約8畝(240坪)の田んぼの収穫分です。今年は11袋とその分の稲藁です。稲藁はこのあと、牛を飼っている人が引き取りに来ます。稲藁も売り物です。

 この田んぼも含めて4枚の田んぼ(約3反)で、今年は40袋半ほど取れました。いつもに比べると少し少ないですね。ただ、もっと少ないかと思っていたので一安心です。
 このあとに籾摺りに出します。そこで、お米を選別にかけてどうなるかですね。今年は少しお米が小さいようにも見えるんですよね。

 掛け干ししていた竿と足を片付けたら今年の稲作もほぼ終わりです。

 田んぼから何もなくなりました。また来年です。終わってしまうと少しさびしいですね。秋の深まりを感じます。まだ暑いですが・・・。

 稲刈りから後は、天気にも恵まれて無事終わりました。私の田んぼは散々でしたが。ただ、そのほかの田んぼは豊作とはいきませんでしたが、何とか例年より少し少ないくらいで収穫を終えました。

 さあて、籾摺りからお米が帰ってきたら、新米を食べて、今年の稲作りの総括です。

 自宅への帰り道の田んぼの脇に、熊に捕らえられた女の子を見つけてしまいました。すぐに猟友会に連絡です。

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