スパルタントマト。1 植え付け編

農林業

 先日、食べた野菜が劇的に美味くて、どんな作り方をしているのだろうと思って尋ねると「永田農法」で作っているとのこと。
 早速、調べました「永田農法」。ネットの中にけっこう細かく説明があります。これは挑戦するしかないと思ってすぐに材料をそろえました。
 購入してきたものは、土と苗と液肥です。土には、ボラ土の細め(20Lで200円)を使うことにしました。鉢は家にあるものです。苗は、作りやすそうなトマトとミニトマトにしました。トータルで1000円もかかりませんでした。これで美味いトマトがいっぱい食べれたら御の字です。

けっこう大き目の鉢にしました。

 色々調べてみて、自分なりに解釈したのは、それぞれの野菜の原産地に近い環境で育てて、その野菜本来の力を引き出してやること。その方法として、栄養分の無い土に植えて、水は限界ぎりぎりまで控え、栄養分は液肥で必要最小限で与えることです。厳しく育てます。スパルタ育成です。

 ↓液肥はこれです。有機100%と書いてありますが、特にこだわりがあった訳ではなく、手ごろな値段で、栄養成分も良さげだったからです。
 永田農法用の液肥がありますが、行った先に無かったので、もうこれにしたのです。

 ↓苗は、至極普通の苗。1個68円のものです。ホームセンターで3個買ってきました。

売っていた中で良さそうな苗をチョイス。ほぼ勘。

 普通は、ポットの土を崩さずそのまま植えるのですが、今回は綺麗に洗い流します。ポットの土の養分すら不要なのです。
 苗の土を洗い流しながら「本当に大丈夫かなぁ~。」と不安になります。

トマト丸裸。モザイクなし

 ↓さらに根を3分の1ほど切り落とします。スパルタではなく、虐待ではないでしょうか。でも、こうすることによって、新しい根がどんどん出てくるそうなのです。ホントかなぁ~。

断根の儀

 苗を植えつけていきます。ボラ土の上に根を広げるように置いていきます。そして土をかぶせて完成です。肥料っけが全く無い土です。苗がかわいそうになりました。

 ↓すべて植え終わりました。すべてっていっても3つですけどね。うまくいく手ごたえがあったら、他の品種にも挑戦するかもしれません。きゅうりとか。

これから軒下へ

 植え替えが完成したトマトは、日当たりのいい軒下に置きます。雨が入るのが嫌ですからね。
 これからのお世話は、500倍の液肥を週1回と、トマトが萎れかけてきたら水やりです。あんまり水を控えて枯れさせてはいけませんから、細かな観察が必要でしょうね。

 準備は簡単でしたが、実がなるとこまで育てるのはなかなかむずかしいようです。苗の当たり外れも大きく関係してくるということなので、注意深く成長を観察して、美味しいトマトを食べたいと思います。

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