ジャパンブルーをこの手で! 藍染その1

日常

 「プロゴルファー猿」の着ている赤と緑の縞々の服が欲しくて、どうやったら出来るかなぁと考えていたら、染めることを思いつきました。そしたら「プロゴルファー猿」の服なんかより、「染めること」の方に興味がいってしまって、「そうだ、藍染をしてみよう」となった次第です。

 藍染めの藍色はその昔から日本にありふれた伝統の色で、ジャパン・ブルーと呼ばれています。

 早速、図書館に行っていい本がないか探したらありました。同じような興味がある人がいるものです。ネットにも色々と情報がありますが、やっぱり本が詳しいし、わかりやすいですね。まぁ、買うほどでは・・・。

 ↓もちろん、藍を育てるところからのスタートです。実家の近くの耕作放棄地を借りて育てることにしました。持ち主のおじさんに、畑を貸してくれと言ったら、喜んで貸してくれました。タダです。ハンカチでも染めてプレゼントしましょうかね。

白い粉の様なものは米ぬか。

 草ぼうぼうの畑に、鍬一本で勝負です。6m×6mほどの広さでも、へとへとになりました。米ぬかも撒いて一緒にすき込んでいきます。米ぬかを撒いておくと雑草の分解が早くなって、その後に草も生えにくくなるのです。3回ほど畑を起こしました。この後はしばらく放置します。

汗びっしょりで腰が痛い。

 さて、藍を育てるにしても、藍の種が無いとどうしようもありません。天下のアマゾンに注文しましたが、このご時世で、中国からやってくるのか1ヶ月ほどかかるとの事。1ヶ月は長いなぁと思って、ネットの中をうろうろしていると、無料で藍のタネをくれるところを見つけて申し込みました。封筒を送って5日程で届きました。
 「富士見市立灘波田城資料館」が藍や綿の種を無料配布してくださっています。電話で種があるかどうか確認して、有るということなので、94円切手を貼った封筒を同封して送ればOKでした。

 ご丁寧に説明書付きでした。タネは200粒ほどでしょうか。ありがとうございました。

種は一度冷やすといいと聞いたので、冷蔵庫に3日ほど入れておきました。

 ↓タネを蒔いていきます。128穴のセルトレイを使います。1~2粒ほどを1つのセルに蒔きました。こまごました作業で疲れました。

 ↓タネを蒔きおわったらたっぷりと水をかけて発芽を待ちます。いっぱい芽が出てくれるといいなと思い、娘と、となりのトトロに出てくる「ん~ばぁっ」のおまじないをしておきました。ひょっとしたら明日には芽が出ているかもしれません。

 芽が出て、いい大きさに育ったら畑に植え替えていきます。夏には第一回目の収穫が出来るといいなと思います。

 ところで、藍染と聞くと、「愛染恭子(愛染姉さん)」がパッと浮かんでくるのは私だけでしょうか。

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