8/24
今年も暑いですね。まだまだ夏のようですが、お盆を過ぎたら秋の気配が分かるようになりました。
パンパスグラスの穂が出ました。
田んぼは穂が出て10日ほど経過したところです。
↓この少し背の高い稲は、香り米の「カバシコ」です。来年の種籾用の分です。隣の稲(ヒノヒカリ)と比べると30cmほども背が高いです。この品種は茎が太いので背が高くても倒れる心配はないですね。
↓この端の一列はすでに穂を垂れ始めました。これは品種が違うのです。今年から作り始めた玄米専用のお米です。コシヒカリの突然変異で胚芽が大きなのが特徴です。種籾用に育てています。本格的に育てるのは来年からですね。
9/2
穂も充実しだして頭を下げてきました。台風の被害を受けることもなく今年はすこぶる順調です。いつもならここまでは順調でした・・・となりそうですが今年はほんとに順調です。
カバシコの稲、さらにグンと背が伸びて実りも豊かです。
玄米専用のお米も熟してきました。籾を剝いてみました。
↓黒丸で囲んでいる部分の乳白色をしているのが胚芽の部分です。普通のお米の3~4倍ほどあります。この部分は栄養満点で、甘くプチプチした触感です。精米するとこの胚芽が取れてしまうので玄米としてすべて食べるのが〇です。玄米が苦手なら5分搗きくらいで精米してもいいですね。胚芽は甘いので独特の味になります。
↓こっちはヒノヒカリ。見づらいですが、普通のお米の胚芽の部分はこれくらいです。
9/11
残暑が厳しいです。
だいぶ熟してきました。色が違う部分は品種が違う部分です。
籾も充実してきてずっしりとしています。
玄米専用米の種籾の分は刈り取ることにしました。
掛け干しをして乾燥させておきます。少し食べてみましたが、玄米ご飯が実は苦手だったのですが、この米はおいしかったです。そして何より腹持ちがいいです。さらに出す方もすこぶる快調です。やっぱり白米がおいしいですが、このお米なら玄米食もいいですね。体にいいのが分かります。・・・でも私はやっぱり白米だなぁ。笑
ただ、私の姉一家は玄米食の様なので、来年は一定量作ってみようと思います。
9/22
今年は豊作ですなぁ。穂が垂れて重そうです。稲の病気も気にするほど出ず、台風の被害も受けず、これまでになく順調です。順調すぎて恐ろしいくらい。
いのちの壱が刈り頃だと思い、助っ人を呼んだのですが、前日の雨で田んぼがぬかるんでおり、稲刈り機は入れられないと判断し、本日の作業は四隅の刈り取りだけにしました。
助っ人の友人に「今日の刈り取りは無理だわ」と伝えると、なんだか不思議な表情をします。
「あ!」っと察して「心配するな。今日の分(報酬)のお米一袋(30㎏)はちゃんとあげるから」と約束をしていた話をするとニヤリとしていつもの顔に戻りました。
その後、二人で30分ほど四隅刈りをして終了です。
9/29
一週間経って機械を入れても大丈夫そうだったので、いのちの壱の稲刈りです。今日は一人。
刈り取ったら、干すための竿をかけます。ここまでで刈り取りを始めてから約3時間。ちょっと疲れました。しばし休憩。一人は疲れますなぁ。無理せずぼちぼちやりました。ペース配分は大切です。
10/15
2週間ほど干しました。その間、天候にも恵まれ、十分乾燥も出来たようなので稲漕ぎします。稲漕ぎは穂を取る作業です。籾の状態にすることですね。
稲を漕いでみると、6袋半の籾が取れました。もみ殻を取って玄米にすると4袋(1袋30キロ)あるかないかでしょうね。
今年の収穫が終わりました。
今年は、足を怪我して一番の時期に入院していたのでどうなることかと思いましたが、いい収穫がありました。余計な手をかけない方がいいのかもしれませんね。笑
普通に作っているヒノヒカリもいい感じで収穫が出来て今年はいいお米が取れました。
今年は、台風が穂を垂れた時期に来なかったのが良かったですね。農業は天の恵みを頂いていると感じます。・・・こう書くと謙虚な感じですが、どんな天候でも一定の収穫が出来る様になってやると経験を積んで力にしていきたいと思っている今日この頃です。
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