令和3年の米作り 1 堆肥撒きと明渠掘り

令和3年の米作り

 今年も始まりました米作り。
田んぼの土作りのために、完熟牛糞を田んぼに撒いていきます。この堆肥はツーンとした匂いもほとんどしないので、肥料分はほとんど無いと思います。地力アップを狙っての作業ですね。
 トラクターにバケットをつけて、作業車に堆肥を小分けしてそれぞれの田んぼに撒いていきます。

 ↓一つの田んぼに、この作業車で3台分を撒いています。

 作業車を微速で進めながらスコップを使って撒き散らしていきます。一人でやると、スコップで撒きながら、作業車の舵を取りながらとせわしないです。

 ↓作業車3台分を撒き散らしましたが、こうしてみると微々たる物ですね。

↓次の作業は、私の田んぼにどうしてもぬかるんでしまうところが在るので、明渠(溝みたいなもの)を掘って、改善を試みます。ぬかるところがあると、トラクターでの作業や稲刈りの時に苦労するので、明渠を掘って、畝を建てると、ちょっと田んぼの面積が狭くなってしまいますが、稲がまともに取れない田んぼなのでいいでしょう。笑

 ↓およそ50cmほどの幅を掘りました。鍬1本の作業で、およそ2時間ほどの重労働でした。きつかったです。掘ってみるとやはり水が染み出してきました。驚いたのは、ドジョウが泥の中から数匹出てきましたよ。前に逃がしたヤツが生きていやがったようです。

↓排水パイプから水が抜けるようになりました。これまで、田んぼに水を張るときには、排水パイプに栓をして使っていたのですが、これからは、常に開いた状況で使っていこうと思います。

↓こちら側にも溝を掘っていきます。

こちら側は、若干、掘る距離が短かったですが、それでも重労働でした。こちらはスコップと鍬を使いましましたが、疲れて、スコップを持つ指が攣りだして往生しました。

こちら側も排水口に繋ぎます。

 ↓疲労困憊でしたが、何とか畝を建てるとこまでやりました。画像わかりにくいですね。畝の分を入れると、1mほどの幅で田んぼが小さくなりましたね。稲2列分ほどの減ですね。ですが、これで、ぬからずに作業ができるようになるなら、メリットの方が大きいと思います。

 この私の田んぼ、ここ4年ほどまともに収穫できていません。私が、へたくそなくせに、変にこだわっていろんなことやるからというのが一番の原因ですが、懲りずに今年も試行錯誤しながら、楽しんで、今年こそはまともに収穫してみたいと思います。・・・楽しんでまともに収穫はちょっと贅沢ですかね。笑

 →カバシコの種籾

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