令和元年 米作り 苗準備編

平成最後令和元年米作り

 比重選、消毒の後に、5日ほど水に漬けて芽出しをおこなっていた種籾です。
全体的に透明感が出てぷっくりしました。丸で囲んだ部分から芽が出てきます。少し芽が動き出したようです。もう少し芽を出してから種まきをしたいところですが、私の都合上、もう種まきすることにします。

 ↓前に作るところを紹介した育苗土です。一週間に1度ほど天地返しをしていました。いい感じで仕上がったと思います。

 苗箱に土をつめていきます。使うのは自作の土入れゲージです。種まき前は、上端から1cm下がって土が入るようにしています。

 ↓種をまきました。1箱につきおよそ120~130g蒔いています。一粒が大きいのでスカスカですが、ガッチリした成苗を作ることを狙って少なめで撒いています。狙い通りいけばいいのですが・・・。

 ↓種まきが終わったら、土をかぶせます。今度は先ほど使ったゲージのフラットな背側を使って均していきます。覆土は1cm厚になります。

 土をすべての箱にかぶせました。今回、全部で18箱出来ました。8畝分ですので10箱もあればよかったのですが、種も育苗土も余分にありましたし、保険の意味もこめて作りました。

 たっぷりの水をかけます。発芽するまで水はかけません。
 たっぷりと水をかけたことによって、苗箱の土が2~3mm程少し下がり、いい感じで落ち着いたと思います。
 この後、鳥の餌場にならないように、不織布をかけて、雨と直射日光が当たらないところに置いておきます。
 発芽して、2cm程になったら、プールを作りそこで育苗していきます。

 そして今後の直近で、大切なことは、これから3日後あたりに、苗箱の前で傘を差しながら、「となりのトトロ」で行われる、「ん~~ばっ」の儀式を行うことです。これをするとしないのでは確実に収穫で1~2俵の差が出てきます。そして、その行為は決して人に見られてはいけないのです。

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