今年は何匹取れたかな?

オオクワガタ

 今年のオオクワガタの幼虫用のマット(エサ)を準備します。発酵マットを作ろと思います。
市販のクヌギのマットと小麦粉です。クヌギマットは20ℓ、小麦粉は200gを準備しました。

 発酵マットというのは、クヌギなんかのチップに小麦粉や米ぬかなんかを混ぜて、水を加えて湿り気を持たせると、そこに住む微生物が小麦粉なんかを餌にして活発に活動し、クヌギをさらに分解して、クワガタやカブトムシなんかの幼虫のいいエサになるようにしたものです。

 ↓45ℓのごみ袋にクヌギマットと小麦粉を入れて、フリフリして小麦粉が満遍なく混ざるようにします。これくらいの量だと、ごみ袋で作るのが楽ですね。もう少し多い量を作るときは衣装ケースなんかが蓋付きで作りやすいですね。

ふりふりポテトの要領ですね

 しっかり混ざったら、水を加えて湿り気を与えます。ぎゅっと握ると塊になるくらいの湿り気にします。水は少量づつ加えていくのがいいですね。水が多すぎるとよい発酵をしてくれません。

固まってもほろりと崩れるくらい

 ↓一ヶ月ほど置いて発酵させました。初めの2週間ほどは熱が出て発酵が進みます。それからしばらくすると熱も下がって落ち着きます。少し色が濃くなって、マットの匂いも腐葉土のような匂いに変わりますね。こうなったら完成です。瓶詰していきます。

瓶には結構な力でギュギュっと詰めます

 瓶詰後にも再発酵して熱を持つことがあるので詰めた後も2~3日は様子を見た方がいいですね。
この後しばらく置いて熱を持ってないことを確認したら幼虫を入れてもOKです。

 ↓今年の幼虫を取る為にメスを入れていた容器をひっくり返してみると、4匹の幼虫がいました。結構、大きくなっていました。もう少し早く確認すべきでしたね。もっと幼虫がいたのかもしれないですね。思ってたより少なかったです。

 ↓その4匹を今年作った発酵マットに入れていきます。大きくなってくれるといいなぁ。
・・・ただ、もう、ちょっと飽きてきたのでこの分は里子に出しましょうかね。

クワガタ組合の組合長への貢ぎ物にでもするか。

↓昨年から育てている幼虫はやっと蛹になりました。うまく写真が撮れませんでしたが、オスでした。

うまく映りませんでしたが、大きな角が見えました。オスですね。

 ↓これは、昨年から育てていますが、まだ幼虫です。生育にムラがあります。

 ↓少し大きめの発酵マットに潜ってもらいました。こいつらはいつ羽化すんのかな?

昨年から育てている分は6匹ほどいるのですが、蛹の確認が出来たのは1匹だけです。結構大きな幼虫もいたので楽しみにしているのですが、蛹になっていない分の幼虫はここでもう一回マットの入れ替えをした方がいいのかちょっと思案中です。

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