プリンを作る。

料理

 男44歳、プリンを作ります。

 わりと料理が好きで、いろいろと手を出して、デザートも作るようになりました。カステラも得意料理の一つなのですが、プリンも得意です。
 先日、娘から「とーちゃんのプリン食べたい」とリクエストがありましたので作ることにしました。

材料は、牛乳、玉子、砂糖の3つです。たったこれだけなので、もろに素材の味が出るので、出来るだけいいものを使った方がよろしいですね。といっても、それなりのもので十分おいしいです。

 まずは、砂糖を焦がしてカラメルを作って器の中に入れておきます。
 カラメルは、鍋に、砂糖と少し水を入れて、火にかけます。しばらくすると水分が飛んで飴状になってくると、その後から焦げ始めます。いい色になったら、火から離して少し水くわえて焦げの進行を止めたら出来上がり。あまり焦がしすぎると苦くなるので、茶色と黒の間の色が良いと思います。まぁ、好みですね。娘は茶色いのは要らないというのですが、プリンには茶色い部分がないとですねぇ。

 ↓プリン液を作ります。今回のレシピは牛乳1リットル、砂糖150g(カラメル分は別)、玉子は全卵6個で卵黄のみ2個です。玉子の匂いが気になるような時はバニラエッセンスを加えると良いと思います。
 鍋に砂糖150gと牛乳を入れて火にかけます。沸騰させてはいけませんよ。沸騰手前で火を止めます。砂糖の量は好みです。

 ↓おいしいプリンを作る上で、一つのポイントになるのは、玉子の溶き方です。
ポイントは、泡立てるように溶かないことです。泡立ててはダメですよ。なるべく空気が入らないようにしながらしっかりと溶きます。私は、箸を使って、玉子を切るように溶いています。ちょっと時間はかかりますが、丁寧に箸の先がボウルの底に着くようにしてゆっくりと玉子を溶いています。泡立ててはダメですよ。大事なことなんで2回いいましたよ。(これが言いたかったwww)

 玉子をしっかり溶いたら、温まった牛乳を玉子液に入れていきます。逆だと玉子に火が通ってしまうので玉子の方に牛乳ですよ。

 玉子と牛乳を混ぜて、プリン液が出来ました。舌触りが良くなるように網で漉します。あんまり気にしないならこの作業はいりません。ただ、折角なのでやった方が良いと思います。

 プリン液を器に入れて、アルミホイルの蓋をしてオーブンにかけます。蒸し器でもいいですね。

 今回は150℃で45分の加熱です。ゆっくりと火を通すことで、程よい柔らかさになります。あんまり強い火加減でやってしまうと、硬くてボソボソになってしまうのです。ここもポイントでしたね。

 45分経ったので様子を見ました。いい感じで仕上がっています。もしここで固まっていなかったり軟すぎるようでしたら、5分刻みで再加熱するといいと思います。
 今回はここで完成。あら熱をとったら冷蔵庫で冷やします。冷えた方が美味しいですもんね。そして、出来立てよりも、一晩くらい寝かせた方が、尚美味しいです。

 ↓ぷりんぷりんのプリンが出来ました。

 器に盛ってみました。間違いなくプリンです。美味そうに出来ました。

 さて、実食!
 うまい!とろけるまではいかないほどの良い硬さで、甘みもバッチリ。カラメルのいい苦味もほんのりあって飽きませんねぇ。

 プリン、美味しく出来ました。娘にはカラメルはいらないと言われてしまいましたが、この苦味がわからないあたりはまだまだ子どもですね。

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