サドルレザーのiPhoneケース

 ふと思い立ってiPhoneケースをを作りました。100円ショップで透明なiPhoneカバーが目に入ったのがきっかけです。この部分をホルダーにすれば・・・。
 今回、買った物は、革は余っていた革を使ったので、ケース代の100円(税込み110円)だけした。100円でいいものが出来ました。

 今回使った材料はこちらです。↓外革は2.6mm厚の茶色のサドルレザーで、内革に1mmのナチュラルのサドルレザーを張り合わせました。ちょっとしたカード入れも付けました。

 革を張り合わすために、ヤスリで張り合わせる面を荒らしておきます。これをしておくと、まず剥がれることはありません。

 今回は、曲げる位置であらかじめ曲げて張り合わせました。こうすると、曲がる部分の革に変な皺が寄ることがありません。私は広い面を張り合わせるときには、木槌の頭のアールの部分で擦るようにして圧着させています。傷を付けたくない時は一枚、布をかましますね。

 現物合わせで作ってしまいました。透明のホルダーと革はボンドで接着しました。ホルダーの接着する面もヤスリでしっかり荒らすことが大切です。ガッチリ着いたので、そう簡単には剥がれそうにはありません。

 カメラの部分は、12mmのポンチがちょうど同じアールでしたので2箇所で打ち抜きました。通話の時の音を聞く部分は小さめのポンチで開けてみました。音がこもることもなくいいようです。

 はめてみるとこんな感じになりました。まだ革が硬いですが、いい感じですよ。しっかりとした存在感があります。革もしっかりしているので持ちにくさもありませんね。

 カメラの穴も問題なし。
 サイズは縦幅14.5cm、横幅は閉じて7.5cm、開いて16cm、厚みは1.7cmです。

 閉じた横からはこんな感じです。

 作り始めたらおよそ2時間ほどで出来ました。自分用の試しなので少し雑になったところがありますが、初めてにしてはなかなかの出来です。使っていってみてどうなるかですね。革が厚くて硬いので(しばらく使えばやわくはなりますが)、100えんのホルダーが剛性的に少し負けているようなので、壊れてくるならホルダーの方からかなと思ってます。

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