港に珍しそうな船が来ていたので見に行って来ました。
形は、少し、ズングリむっくりで、似た体型の者としてシンパシーを感じます。そして、船には、高いところから見れる監視台の様なものが、3箇所も付いていて、船の後ろには、なにやらゲートのようなものが付いています。
「何の船だろう?捕鯨船?かな。」なんて思いながら見てきました。
そばで見てみると全然違いました。捕鯨船ではなかったです。
この船は、海洋研究開発機構(JAMSTEC ジャムステック )が所有している「新青丸」 のようです。
新青丸を簡単に紹介すると、2013年6月に就航し、全長66m、幅13m、航海速力12ノット(最大13.2ノット)で、東日本大震災後の東北海洋生態系調査を目的とする研究船のようです。
新青丸について詳しくはここを。
船も良いですが、雲ひとつない良い天気ですねぇ。
↓何か分かりませんがカッコイイ装備が付いています。今回、船の周りに船員さんも出て来ていないので質問も出来ません。
船尾にはガンダムの足を思わせるようなごっついウインチ?のようなものが付いています。これで何かワイヤー的なものを海洋に下ろすのでしょうか?カッコイイですね。
ウインチの下には、なにやらオレンジ色の玉があります。
オレンジ色の玉のようなものには、なにやら「地震」という文字が見えます。さては、これを海底に下ろして何か測定するのかな?はたまた、プカプカ浮かせて研究するのでしょうか。勝手にいろいろ考えますが、もちろん正解は分かりません。
↓接岸した船をプラプラ見ながら気になったことがありました。赤丸で囲まれた文字です。
「双暗車注意」ってナニ?なんかここに車でも付けんの?と気になって仕方ありません。聞く人も居ないし。
帰って調べました。今回、分からないことだらけだったですが、この正解は見つけました。
「双暗車(そうあんしゃ)注意」とは、二つのスクリュープロペラが付いていて、動く時、強い圧の水流が起きるので巻き込まれないように注意してくださいという意味だそうです。
「暗車」が、スクリュープロペラの和名のようです。 海事従事者の業界用語のようですね。
ちなみに、海事業界ではスクリューと言わずにプロペラと言うのが一般的のようです。そこも約して「ペラ」って言うと、より業界人らしいですね。大変ありがたい豆知識ですね。
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