今回は持っているブーツ、レッドウィング アイリッシュセッターのカスタムです。
どこをカスタムしたかわかりますか?
ぱっと見てわかりますね。サイドにファスナー付けました。
少し前にやった作業ですので作成過程はありません。すいません。今後に依頼があったら詳しくやります。
このブーツの形が好きで、だいぶ前に購入してしばらく履いていたのですが、ずぼらな性格から、
「履き脱ぎがめんどくさい」
という理由でなかなか履く機会が少なかったのです。
このブーツって履くのも脱ぐのも手間がかかるんですよね。
どうしたものかなぁと思っていましたが、
自分会議を開き、
「履き脱ぎを楽にして履く」
という至極単純な結論に達しました。もったいないですが、その為なら駄目になってもかまわないという事も同時に決議されましたので、早速、その方法を探し、発見、採用、自分施工となりました。
方法をを簡単に説明すると
「靴を切ってファスナー付ける」
です。
こんな製品は他のメーカーでは、すでにありますね。
かかったお金はおよそファスナー代の2000円ほどです。ファスナー一本1000円と考えるといい値段ですよね。
ファスナーの内側には革をつけて直接足に当たらないようにしています。赤い革があったので、あまり考えずにつけましたが、赤い革もなかなか良いと思ってます。
内側はこうなっています。
近くの業者さんや靴屋さんにこんな感じで出来ませんかとたずねてみたところ、うちでは出来ませんということでした。
また、一軒だけやってくれそうなところがあったのですが、最低でも1万5千円といわれたので、それなら自分でやってみようと決意させられました。
ファスナー化する前に、周りの友人に、こんなにしたらどうだろうと話してみたところ、もったいないからやめとけという意見を多く頂きましたが、こうしてから使い勝手もいいため、履く機会がどんどん増えました。
私的には正解でした。これはいいぞと友人に自慢もしましたが、俺のヤツもやってくれとは言われることはありませんでした。冷静に分析してみましたが、こういうのがいいなら最初からこうなったブーツを買いますね。
実は、最初に施工したファスナーは、安物(一本100円程度)で試したため、1年ほどでファスナー部分壊れてしまい、2代目はタイロンジッパー(一本千円)を採用して使っています。それから3年ほどになりますが、壊れる気配はありません。やっぱり、物は値段相応ですね。
今回のアップした画像は2代目のタイロンジッパーのものです。
なかなかいいでしょ。
レッドウィングも最初からファスナーがついたモデルも出せばいのにと思っている今日この頃です。
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