♪~「鬼のパンツはいいパンツ 強いぞ~強いぞ~ 10年はいても破れない 強いぞ~強いぞ~」という歌がありますが、素材はトラの毛革のようです。鬼が10年はいても破れないんですからね。革は強いのです。
100年というタイトルは大げさですが、永く使える革の財布を作りたいと思いました。
ということで、今回使う革は、サドルレザーの1.5mm厚を内側に使い、外側は4.5mm厚にしました。厚みのある革で作ることによって耐久性を持たせようという単純な発想です。内側の1.5mm厚が耐久性と使い勝手も考えると一番いいサイズではないかと思います。
パーツを切り出しました。結構な重みがありますね。
縫い糸はシニュー糸を使うことにしました。素材がナイロンなので耐久性抜群です。強度も考えて太めで使います。
どんどんパーツを縫い合わせていきます。
↓カード入れの後ろにつくポケットを作っています。二枚の革を合わせて縫うときには強めのクランプで挟んでおくとやりやすいですね。
↓カード入れの後ろに収納ポケットをつけて縫い合わせます。
↓小銭入れと札入れの部分を作ります。
各部分が出来たら合体させて、ハイ!完成です。
広げてみるとこんな感じです。
↓小銭入れの蓋の部分にはホックはなしです。壊れてしまうものは徹底して排除です。
そして外革の厚み、分厚いですねぇ。でも、しなやかなので折り曲げに支障はありません。
なんにも入れる前からすでに分厚いですねぇ。存在感と重量感があります。
なんとなく、作りたくて作ってしまったこの財布、嫁ぎ先を捜さないといけません。欲しい方がいればご連絡を。
※追記 この財布、嫁ぎ先が無事決まりました。涙ながらに送り出します。100年頑張ってね。
コメント