レザークラフト入門① 工具紹介 その1

レザークラフト入門


今回は、これからレザークラフトをはじめようとする人のための
「これだけあればほぼOKセット」
です。
これまで私が10数年間使ってきて生き残った工具たちです。無駄は無いと思います。だいぶ無駄にしましたから・・・

それでは画像の左の上から下に順に紹介します。
(百均)は百円ショップで買えるものです。


1.ステンレス定規(百均) →20cmのものが使いやすいです。プラスチックやアルミの定規では革にあてて切る際に一緒に削れるように切れてしまいます。
2.目打ち(百均) →型から革に線を引いて写すときや、穴あけに使います。ちなみに百均では裁縫コーナーです。
3.ライター  →シニュー糸の処理に使います。また、ライターに紙やすりを巻きつけて使うこともできます。
4.ボンドGクリヤー(百均) →いろいろ使いましたがこれが一番良かったです。ちなみにホームセンター等で買うと、140円くらいですが、ボンドを塗り広げるヘラが附属しています。このヘラは便利です。
5.シニュー糸 →初めからロウが引かれていて3~5本に割いて使うことが出来て、端末処理もライターであぶるだけです。
6.糸切バサミ(百均) →このタイプが使いやすいです。
.菱目打ち 2本目タイプと6本目タイプ 5mmピッチ →初めはこの2本がお勧め。柄が丸いものが使いやすいです。
8.ロウ →糸につけます。毛羽立ちを押さえ、縫うときの摩擦から糸を守ります。シニュー糸にロウが足りないときは糸を引いてつけます。シニューを使うならいらないかもしれません。
9. →やはり、革専用のものを使ったほうが安全ですし使いやすいです。これは専用品を。
10.カッターナイフ(百均) →革包丁等ありますが、まずはこれで十分です。
11.ヤスリ(百均) →革のコバを整えたり接着面を荒らすときに便利です。これお勧めです。
12.ステッチンググルーバー →糸を縫うラインを引きます。
13.刻印 →これは無くてもかまいません。最近作ったのでうれしくて載せました。てへっ
14.布 →トコ、コバ処理剤をつけたあとに乾いたほこりの出ない布で磨きます。麻布がお勧め。
15.スリッカー →コバ、トコを磨くのに使います。自作品です。既製品もあります。
16.トコフィニッシュ →トコ、コバ処理剤です。これをつけて磨くとピカピカになります。トコノールもお勧めです。
17.木槌 →菱目打ちをたたいたり、圧着のため接着面をたたいたりします。革をたたく面には自分で革を貼っています。百均にもありますが、ちょっと小さい気がします。ホームセンター等で。
18.カッターマット(百均) →菱目打ちで皮に穴を開ける際にはこの上でおこないます。百均の物でも貫通することはありませんでした。

この色になっている所が専門店で買った方が良いものです。意外と少ないですよね。そこでしか売っていないものですね。もちろん革も買ってくださいね。革を買うときどれぐらいの厚みを買ったら良いか最初はわからないと思います。そんなときは「ヌメ革1.2mm」を買うのが良いと思います。
最近は百均で買えるものが多くて、そして結構使えるんですよね。でも、これいいかもと思ってポンポン買ってしまうと馬鹿にならないお金を使ってしまいますから要注意ですよ。いえ、私のことを言ってるんじゃないですよ。

私は始めたころは、まだショップも少なくて何が良いかわかりませんでした。今はもう辞めてしまってありませんが「レザーライフ」という宮崎のネットショップが品揃え豊富で親切にいろいろ教えてくれて助かりました。私は、師匠は無く自己流といいましたが、そこが私の師匠筋になるのかもしれません。

次回は、この紹介した工具のいくつかのポイントと詳細説明をおこなって行きたいと思います。

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