「鉄馬」復活計画 12 車検場に着けず

バイク

 梅雨も終盤、本日の天候は曇り、降水確率は60%です。そんな中、車検の予約をしているので、およそ80km先の宮崎運輸支局へ向けて少しツーリング気分で出発しました。
 スタートしてからエンジンはすこぶる快調でギヤもしっとり入ります。オメガのギヤオイルいいようです。安かったエンジンオイルも甘い香りがしていて、エンジンの回り方も軽快です。

薄い雲が空を覆っている。時折ポツポツと雨が来る。

 ↓そして、その時は突然訪れました。順調に走っていると急にエンジンストール。なんか失火したかのように止まりました。出発してから40kmほど走ったところ。川南町でストップしてしました。

宮崎市まであと35km。ちなみに、「エンスト」はエンジンストールの略です。

 ん!なんだ?パーコレーション?(燃料が熱で沸騰して混合気が出来なくなる)かな?と思い、燃料パイプについているフィルターを見ると泡がブクブクしています。ああ、これだな、少しエンジンが冷えればまた走るだろうと軽い気持ちで20分ほど待って再始動を試みましたが、セルは回るもののエンジンは一向にかかりません。
 アチャー!パーコレーションじゃないの?!さあて、どうすべかなぁ。
 あれこれしているうちに時間は過ぎるし、工具もほとんど持ってきてないし、バッテリー上がりでセルは回らなくなるし、キック始動で汗だくだし、めぼしい坂は全部下りたし(押しがけした)で、ギブアップ
 本日の車検ここで諦めましたノーサイドです。足に肉刺(マメ)も出来ました。

 ↓職場の頼りになる後輩にヘルプを求めてサルベージしてもらいました。
 彼も今日が休みでよかった。昔から言うように、持つべきものは自家用トラックに乗っているよき友人ですね。彼にはしばらくやさしく接しておこうと思います。

隠している友人の顔はチャーリーシーンに似ている。

 ↓よき後輩のおかげで帰りつくことが出来ました。倉庫に入れてバッテリーを充電しながら、エンジンストールの原因探しをしていますが、ちょっと怪しいと思っていたプラグは見てみると特に問題がないようです。バッテリーの充電が終わったら、プラグから火花が飛ぶかの確認をしましょう。でもここじゃなさそうだな。

 キャブのつまりも怪しいと思い、ドレインからガソリンを抜いてみると、わずかながらゴミが出てきました。これかな?とも思いますが、そうだったら、ガソリンタンクの洗浄がいりますね。ウーン、原因はなんだろな。とりあえず、今日は疲れたのでここまで。バッテリーの充電が終わったらまた直そう。そして、車検を取ろう。

 ・・・・心の悪魔が私に囁きます。
 「その後輩をそそのかして、車にバイク乗せて車検に連れて行ってもらえよォ~。そしたら取り合えずエンジンがかかれば合格できるぜぇ。仮ナンバーもまた取らなくてすむよぅ。」
 だめだ!だめだ!そんな甘い囁きに僕は負けない!しっかり整備して自走で車検を取るんだ!・・・・それは最後の手段なんだ!(やっぱり考えていたのかwww)

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