令和2年の米作り 3 草対策(代かき)

令和2年の米作り

 5月2日です。
 新型コロナの影響で、おとなしいゴールデンウィークとなっています。
 さて、田んぼのことですが、通常ですと、6月の初めに荒代をかいて、田植えの3日ほど前に植え代をかくのですが、私の実験田は極力除草剤等を使いたくないので、何とかその対策をしなければなりません。今年は、「早めに代(しろ)を何回か掻いて雑草を練りこんぢゃうぞ大作戦」(作戦名が長い)でいきたいと思います。そのため、例年に比べて一ヶ月ほど早い入水になりました。

 ↓水を入れる前の田んぼです。ガラガラに乾いてしっかり硬くなっています。水の多いところに明渠を掘ったのも効いているようです。

 ↓水尻(田んぼの水が出て行くところ)の水位調整の為の板を新調しておきます。高さを変えた板を何枚か作っておきます。こんなことをせずに、塩ビパイプで調整するといいのは分かってるんですが、ちょっと大掛かりな工事になるので二の足を踏んでいるんですよね。また来期ですね。

 ↓水尻の水位調整板の設置も終わったので、水を入れていきます。この時期、水を引いてくる川の水がまだ少ないのですが、必要量が溜まるのに時間はかかりますが何とかなります。

ちょろちょろと溜め始めました。

 ↓私の田んぼは、山裾にあります。田んぼに水を引く川は、源流と言ってもいいような川です。上流には何もありません。そのため、養分は期待できませんが、清水です。沢蟹なんかがいます。そのまま飲んでもいい位です。良いか悪いか、水が冷たいですね。

 ↓水を入れて丸一日経って様子を見に来ましたが、まだ溜まっていないようでしたが、土が水を吸って軟らかくなっていたので、トラクターで水の道を付けておきました。代を掻く時の目印にもなります。後、一日で溜まるでしょう。

 ↓5月5日、こどもの日です。さらに一日経ちました。溜まった水は、まだ少ないですが、荒代かいてみます。

 ↓何とかなっているようです。少ない水のおかげで、藁や草が浮いてくることもありません。まあ、浮くほど水が無いのですが・・・・。

 第一回目のざっくりとした荒代掻きを終えました。水が少なすぎて、所々掻き残しがありますが、そこはまた掻くのでそのときでいいでしょう。代かきは、少ない水でやった方がやりやすいですね。今回は少なすぎましたが、だいたいの水のイメージはつかめました。

 また10日ほど経ったら代を掻いてみようと思います。今年の除草(抑草)はこれでうまくいくといいなぁ。

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