激ウマ!チキンカレー!

料理

 もうすぐ4月です。職場の異動の時期になり、職場で「さよならカリィーパーリィ」(←ウザイ)を開くことになりました。私のお得意のチキンカレーを作ります。
 市販のカレールーで作るカレーは間違いがないうまさなんですが、今回はちょっと嗜好を変えて、市販のルーは使わず、スパイスを調合して作っていきます。
 難しそうですが、実は簡単。そしてなんともウマい!

 それではカレースパイス作り。
 ↓基本のカレースパイスはこの3種類。コリアンダーターメリッククミン
これを同量(1:1:1)で調合します。この3つで、カレーになります。あとですね。辛味のチリ(唐辛子)はお好みで。

カレー3大スパイス。あと、塩も大事。

 ↓こちらは風味付け。入れないなら入れなくてもいいですが、ちょっと味を複雑にするために入れます。ここで辛さの調整もします。(辛さは粉とホール唐辛子を使います。)
 これは入れたほうがいいなと思うのはカルダモン→さわやかさが出ます。まぁ、好みですね。何度か作るうちに入れる種類が増えていきました。いかにもこだわりカレーって感じがしますね。

これもいけるんじゃないかなぁ~と増えていった。

 ↓スタータースパイス。これは、最初に油に入れて香りを出す分です。
 これも無くてもOKですが、わたし、持っているので入れます。ここにはありませんが、これにローリエが加わります。

このスパイスはホール(粒)。

 ↓今回は、18人前!を作ります。 レシピはコリアンダー、クミン、ターメリックが各大さじ3、チリ(粉唐辛子)大さじ1、塩大さじ1(塩はとりあえずの量。味の決め手になるので後で作りながら味見をして決める)、その他はだいたい小さじ1。ブラックペッパーは後入れ。

実は、クミンが少し品切れで少ない。でも、これでも多分大丈夫。多分・・・。

 ↓香りをより引き立てる為に弱火で軽く炒ります。ふんわりと香りが出る程度。
これでオリジナルカレー粉の出来上がり。瓶に入れておきます。

時間があれば、先に作って数日寝かせるとベスト!多めに作っておくといいですね。

 ここまで、カレー粉作りでした。ぶっちゃげ、手軽に作るなら、エスビーのカレー粉を使うといいですね。充分うまい。・・・ここまでの説明ってwww。

 さて、ここからがいよいよカレー作り。

 材料は
とりモモ肉 ・・・・・・8枚
玉 ね ぎ ・・・・・・9個
人   参 ・・・・・・6本
ヨーグルト ・・・・・・適量(200gぐらい)
大蒜、生姜 ・・・・・・適量(多めが旨い)今回はチューブ半分ぐらい。
油 ・・・・・・・・・・100cc位(え!こんなにって量。)
トマト缶 ・・・・・・・4缶
ココナッツミルク ・・・4缶
カレー粉・・・・・・・・適量(今回は大さじ10くらい)
ホールスパイス・・・・・適量

 材料は好きなものを好きなだけ入れるといいですね。今回は一人300円の予算なのでこんな感じです。ただ、ニンニク、ショウガともに今回はチューブを使いますが、生を使ったほうが確実にうまいです。

けっこうな量

 ↓まずは、とりモモ肉を好きなサイズ(今回はこぶしの半分くらい)に切って、塩とカレー粉を少し振りかけて、ヨーグルトを入れて少しもみ込んで置いておきます。

鍋で仕込み

 鶏肉を漬け込んでいるうちに、玉ねぎを炒めていきます。
 鍋に、「こりゃけっこうな量だな」というぐらいの油を入れます。なべ底から2~3mmほどの量。今回はサラダオイルですが、ラードで作ってもいいですね。
 そこにスタータースパイスとして粒のままのクローブ、クミン、シナモンスティック、ローリエ、唐辛子を入れて弱火にかけて、香りを出していきます。少し泡が出てきたらOKです。焦がさないように。
 そして、玉ねぎを入れて炒めます。適量の塩を入れて炒めるといいですね。

玉ねぎは切った後に、レンジで火を通しておくと勝負が早い。

 ↑20分ほど炒めると、玉ねぎの量が5分の1くらいになります。油がにじみ出てくらいまでするとベストですが、そこはまあ、適当で。
 途中で、ニンニク、ショウガを入れてさらに炒めます。なんともいい香りが漂います。

 ↓いい状態になると、油がにじみ出てきます。そしたら、トマトを入れます。しばらく炒めてトマトの水分が飛んだら、ここでいよいよカレー粉を投入!一気にカレーの香りが部屋中に広がります。

カレー粉は全入れ。

 カレー粉を入れると、どろっとしていた鍋が急にボソボソとした状態になりますが、しばらく炒めると、元の状態に戻ります。そして、カレーの香りが落ち着いて、よりいいものになります。一気に食欲が増してきますよ。

 ↓そしてここに、ヨーグルトにつけておいたとりモモ肉を入れて混ぜ合わせます。肉に少し火が通ったらココナッツミルクを投入です。ココナッツミルクは好き嫌いがありますが、このカレーには入れたほうが絶対旨いと思います。

 ↓アクシデントが。取手が取れて、ココナッツミルクは1缶未投入。まぁ、いいでしょう。

 しばらく煮込みます。1時間は煮込みたいですね。今回は1時間ほど煮込んで、しばらく置いて、食べる前にさらに30分ほど煮込みました。焦がさないように注意です。

煮込み中。煮詰まる時は水を足す。

 そして、最後に塩で味を調えていきます。塩辛くなる一歩前が一番旨いので、味見をしながら、いいポイントを探します。塩辛くなったらアウト!ですから。
 なんとなく、味がうすいとか、コクが無くて物足りない時は、大概は塩分が足りてないことが多いですね。
 ここは慎重に塩加減をします。責任重大です。料理長の腕の見せ所。

 ↓よし!出来ました。大盛りです。

スパイスのいい香りと、ココナッツのコクとトマトの酸味がたまらない。

 わりと大雑把に作っても、ポイントさえ押さえて置けば失敗する方が難しいですね。同じ味を作れといわれると・・・。それはむずかしい。「一期一会カレー」とでも言いますか。

最後に作りやすい量のレシピのせておきます。(4~5人前です。)

カレー粉は(すべて粉のもの)
クミン、コリアンダー、ターメリック、塩を各大さじ1
チリ、黒胡椒、カルダモンを各小さじ1

材料は
とりモモ肉1枚、玉ねぎ2個、トマト1缶(400g)、ココナッツミルク1缶(400g)、ニンニク、しょうが各大さじ1、油、塩です。

 だいぶ省略して少なくなりましたが、これでも十分おいしいカレーが出来ます。
 一度試してみると病みつきになるかもしれませんよ。

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