先日、姪っ子と甥っ子の合格祝いにそれぞれに財布を作ったのですが、そこには、もう一人、小学生の姪っ子がいるのです。ただ、一番下の姪っ子は今回は何の機会でもないので何も作らないつもりだったのですが、一人だけ何も無いのはかわいそうな気がするので、簡単な小銭入れ(小物入れ)でも作ろうかなという気になりました。
革を切り出して、ホックで留めるだけの簡単なものです。
↓パーツはこれだけ。今回は貼り合わせて作る分、少し手が込んでいますね。
↓見難いですが、折り目をつけて、ボンドをつけないところに印(赤丸)を革に書き込んでいます。
↓ボンドを塗りました。革の色が薄いところがボンドを塗っていない所。これは、折り曲げるところまでびったりとボンドを塗って貼り付けてしまうと、折り曲げが出来にくくなるし、曲がる部分の革に負担が大きくなるからです。
↓貼り付けて、革の端を整えました。折り曲がるところに変な皺が寄ってないのがわかるでしょうか。曲げ伸ばしもスムーズです。
↓革にポンチで穴を開けてホックをつけていきます。初めにメスのホックを付けて(開け口側)実際に折り曲げてみてその位置に穴を開けてオスのホックを付けると確実です。
まぁ、一度作って、型を作ってしまえはいいんですけど、型が無い時はこうすれば・・・。
↓ホック付けたら出来上がり!
今後作る人がいたらアドバイスとして、バネホックは大を使うとバランス的にいいですね。 これのホックは中。
サイズは一辺9cmの正三角形です。
開け口は表裏の2箇所にあります。だから、どっちも表でどっちも裏ですね。表裏は無し!
パッカリ開いて中は紺色。いつもは厚めの革の一枚もので作るので、内革があるとなんだかいいですね。(個人的な感想。)
小銭入れ(折り曲げればお札も可)として使ってもいいですし、何か小物入れにもなります。なにより簡単に出来ますし、何かを作った時の余り革で出来るサイズなのもいいです。プレゼントすると喜ばれるのもいいですね。
腹黒い話、これをプレゼントして喜ばれて、実際使うと3年ほどでホックが駄目になるので、次の依頼につながるかもしれません。ィヒヒ・・・。まぁ、ホックの交換修理が出来るのですがね。
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