そうだ!渓流ダモを作ろう。

タモ作り

 渓流ダモっていったい何?という声が聞こえて来ましたので説明を。

 まず、ざっくり言うと、釣りをする時に釣れた魚をすくう網ですね。天然の木や、竹で作ったものが、カッコイイとされています。
 渓流で釣りをする時に使う仕掛けは、非常に細い糸を使います。大きな魚が掛かった時、そのまま引き上げてしまうと、その時に糸が切れてしまうことが多いので、そんな時には網ですくうのです。
 また、渓流の魚は繊細なので、いきなり手で掴んでしまうと、人の体温でも火傷してしまうと言われています。(ホントかどうか知りませんけど)リリースする時にも網ですくってあげてなるべく魚に触らないようにすると、魚が元気でいるようです。

 ↓このタモ網の枠は、もう5~6年前に途中まで作っていたです。この前、倉庫を片付けていて見つけました。カシューにて塗装までして、その途中で飽きちゃったんですね。今回は完成までもっていきたいと思います。
 素材は 榧 (かや)の木です。この木は少し標高が高いところでないと生えていないようです。冬のヤマメオフシーズンに山に入って取りました。寒い中、一日かかって、いい木をやっと2~3本見つけたのを覚えています。竹と同様に、良い物はなかなかありませんね。

 魚をすくいやすい様に角度を付けています。

↓タモの大きさは、縦30cm、横28cmです。

 タモ網のお尻には、安全祈願も兼ねて鹿の角も配備したいと思います。猟師の知り合いがいて、鹿の角には困らないのです。鹿の角をつけていると、山での滑落や、水難事故なんかを避けられるといいます。まあ、お守り代りですね。

 渓流ダモ、ぼちぼち作っていきます。網の部分については、今回、勉強も兼ねて糸を編んで作ってみようかと思っています。

 最近、先日完成した竿で釣に行きたいと思っているのですが、大雨が降り、川の状態が悪くてお預けをされた状況です。早く試してみたくてうずうずしています。

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