私、床の上にマットレスを置いて、その上に布団を敷いて寝ています。
寝心地はいいんですが、マットレスが動いたり、布団が落ちかけたりしてイマイチなんですよね。
マットレスの寝心地は気に入っているので、このマットレスを使ってベットのようにしたいと思います。
使っているマットレスのサイズは縦200cm、横99cm、厚さ10cmです。
仕様としては、木製の組み立て式で、いらなくなったら簡単に分解でき、コンパクトであること。
パーツのサイズを書き出しました。
4m材を想定して木取を考えました。・・・無駄になりましたけどね。3m材しかなかったものですからね。
主たる木材は杉の間柱105×30×3000を使うことにしました。マットレス下のすのこは杉の貫板105×15×2000と胴縁21×36×2000を使います。間柱は7本で8260円、貫板は8枚で2144円、胴縁3本465円。締めて10869円が材木代です。
木材を加工していきます。長さを切り出して切り欠き加工をしていきます。ここが楽しいですね。
ガタツキが無いように少しきつめの切り欠きの加工が出来ました。いい精度加工が出来ると気持ちがいいですね。
材の加工が終わりました。これからパーツの組上げをしていきます。
パーツを組み合わせます。木工ボンドをつけてクランプで固定してビズ打ちします。材が反ったりしているのでビズとクランプで矯正しながらの作業です。
120mmのビズで留めていますので、曲がらないようにまず下穴を開けてからビズ打ちの作業しています。
ベッドの外回りのパーツを作り上げました。240番のサンドペーパーでザッと肌に触る部分の木の表面を磨いています。
仮組してみます。相欠きの部分がきつすぎたりして入らないところを微調整して入るようにしました。
マットレスの下の部分用のすのこを作ります。運びやすいように出来上がってから横半分にカットして2分割にしました。
それでは部屋に運び入れて組みます。
外枠部分を組みました。部屋に入れて組んでみると思ったより大きいです。
中のすのこもセットして完成です。
マットレスを入れてみるとぴったりでした。そんな設計で作ったので当たり前ですが、まるで既製品の様です。
1万円のベットとしてはいいものが出来ました。ただ、ベッドが出来たのはうれしいのですが、思ったより部屋が狭くなりましたね。しばらく使ってもう一つの寝心地だったら、ばらしてこの材で別の物を作ろうと思います。
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