リヤスプロケット 51→48T

バイク

 前回、チェーンを交換したのですが、その時にスプロケットも一緒に替えた方が効率は良かったのですが、チェーン交換の違いを感じたくて別の作業にすることにしました。自分でやれば工賃が掛からないというメリットを最大に生かして楽しみます。
 今回はリヤのスプロケットを51Tから48Tに替えて高速よりにしてみます。5%ほどハイギヤードになるでしょうか。リヤスプロケットの歯数を少なくすると同じエンジン回転数で少し速度が上がります。加速は若干落ちるかもしれませんが、ハーレーは回転数で振動(鼓動と呼びたい)による快適性が変わるので(低回転の方が心地よい)楽しみです。・・・古いハーレー(エボリューションエンジンまで)のことですね。最近のハーレーは、ほぼ振動はありませんからね。良い悪いは別にしてです。私はもうこのバイクに慣れてしまったので、ある程度の振動を心地よく感じてしまう体になってしまいました。不憫です。

↓リヤタイヤを外します。ジャッキアップしてマフラーも取り外さないとタイヤ外れません。なかなかの手間ですよ。

↓タイヤ一式を取り外して交換しました。すでにタイヤに付いている方が新し48Tです。気持ち小さいですね。違いを見るなら重ねて撮影してみた方が良かったですね。

↓ココのボルトの締め付けトルクは6.5㎏f/mで設定しました。マニュアルにある数値の中間値を採用です。ハーレーのボルトの締め付けトルク指定ってマニュアルの中でも結構な幅があるんですよね。組む人の判断に任せますってことなのでしょうかね。

↓タイヤを外したついでにスイングアームのグリスアップと清掃もしておきました。なかなかない機会ですからね。スイングアームへの給脂は取り外して行いたかったんですが、今回はスイングアームに付いているニップルからにしときました。しないよりはマシでしょう。

↓スプロケットの交換を終えたら組付けです。少しスプロケットが小さくなったので、チェーンが余る形になりましたが、調整の範囲内です。もし伸びてきたらまたチェーンをカットすることにします。ちなみにフロントスプロケットはノーマルのままで23Tが付いています。

 それでは試走です。高速の無料区間も含めてぶらりと流します。およそ70kmほどの行程です。

 ちょっとした街乗りでは3速の守備範囲が増えて乗りやすくなりました。3速で60km/hの回転数が2000→1800へ、4速トップの80km/hが2200→2000となりました。
 私にとって、このバイクの振動が気持ちよくて持続して乗れる回転数は1500~2500なので、今回、リヤスプロケットを変えたことによって、回転数が下がり、乗りやすくなりましたね。少し心配していた出足も少しロングになったかなぁ~くらいの違いで大して変わりません。ガバッとアクセルを開けた時の加速も体感的にはほぼ変わりません。むしろ、加速の息が長くなったようで楽しいです。

 実用域でとても使い易くなりました。もっと早く変えておけばよかったなぁと思うくらいです。同じような事を考えてる人がいたらおススメです。・・・・まあ、いたとしても少数だろうなぁ。笑

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