残念!ステーぽっきり

バイク

 今日は、おじさん4人で楽しいツーリングだと集合場所に向かっていたのですが、どうも車体に違和感あります。エンジンが悪いわけでも、ブレーキが悪いわけでもなく、なんだかおかしい。集合場所に着いて観察してみると、アイドリングでワサワサとマフラーが動いています。あれ?こんなに動いてたっけ?と思って、マフラーを触ってみると外れそうにはないですが、ぐらぐら動きます。ん?、マフラーのボルト外れてる?と思ってマフラーステーをみて見ると・・・・。

 ↓あっちゃー!ステー折れてる。これじゃあ付いてる意味ないわ。
 ここで私の今日のツーリングは、集合場所がゴールとなりました。どうしようかなぁと考えましたが、すぐにはマフラーも取れそうにないので自走で自宅に帰りました。

 早速、ばらします。見事にボッキリと折れていました。折れた跡を見ると、一部しかキラキラしていなかったので、結構前から徐々にひびが入ってきていて、今日、完全に折れたのでしょうね。振動のあるエンジンなのでいろんなところにストレスがかかっているようです。

 さて、新しい部品注文するか、どうするかなと思ったのですが、これ、溶接で直りそうな感じだったので、早速、頼れる友人のところに持って行きました。
 「できる?」って聞くと、「できるよォ」ってことでお願いしました。持つべきものは溶接のできる友人ですね。私の人徳のなせる業だと思います。

頼れる友人は板金塗装屋

 さくさくと作業を進めて、あっという間に綺麗に直してくれました。
ありがとう!写真撮るからポーズとってよっていったら、淀みなくしてくれたポーズが↓です。

顔が怖い

 バイクを塗装してくれた友人ですが、溶接もばっちりでした。ステーにも色を塗ってくれました。

 ↓早速、車体に取り付けます。

 当たり前ですが、マフラーがバッチリとガッチリ付きました。

 午前中のうちに修理も完了しましたが、もうツーリングには間に合わないので、バイクを綺麗にしようと思います。

 ↓近くのホームセンターで、かけるだけでびっくりするほど錆が落ちるスプレーというのを見つけたので、1400円ほどしましたが、これで楽に落ちるなら安いものだと思って買っていたものを使ってみます。有名なネジザウルスを作っている会社のものなので期待が持てます。売り場のデモ映像ではすごく落ちていましたから。

 錆びにかけて見ると、紫色に変色します。しばらく放置してからふき取ってみると・・・・、ん、少し錆が落ちたかな?のレベル。ん~、1400円にしては・・・。

 ふき取ると黒くなっています。説明書によると、さび止め効果もあるらしいです。

↓薄い錆だと綺麗に取れますね。

 ↓もう一つ期待はずれだった錆落しに続き、今度は車体の汚れ落としをしていきます。私が使うのはガラスクリーナーです。取り扱い説明には自動車などの塗装面には使うなとありますが、私はずっと汚れ落としに使っていますが、塗装面が痛むということもなく大丈夫ですね。まぁ、自己責任です。注意点としては、弱アルカリ性のものがいいですね。

 ↓ガラスクリーナーをぶっ掛けます。泡が出て汚れを包んでくれますので、しばらくしたらウエスでふきあげるともうピッカピカです。

 ↓エンジンにもお構いなく吹き付けます。油汚れもこれで綺麗に落ちてくれます。弱アルカリなので、錆び予防にもなって一石二鳥ですね。

 ↓フィンのすきまはブラシで軽く擦ってあげるとなおいいですね。
 私は、基本的に日常のバイクの洗車には水は使いません。水を使うのは、放置しすぎて埃が積もってしまった時くらいですね。雨に降られた後も、すぐにガラスクリーナーで掃除すると錆びなくていいですね。・・・といいつつ、わたしのバイク、長年の放置で錆が多い。放置が一番ダメですね。

 ↓チェーンにも注油しときます。スプロケットがだいぶ尖ってきましたね。交換が必要になったときには、少しロングになるスプロケットに替えてみようかなと思っています。

 ↓そして、これがいい仕事でした。最近、またアイドリングが高止まりする症状が時折出だしたのですが、ひょっとしたらここに原因があるかもと思ってチェックしてみると締め付けバンドのネジがゆるくなっていました。ですので、一旦、緩めた後、もう一度、均等に締まるように調整しながら、ボルトをギューっとなる位で締め付けました。ここは緩んでてもダメだし、締めすぎてもダメなんですよね。

 走行してみると、すぐに回転が落ちてアイドリングがバッチリになりました。ちょっとのことですが、効果がわかるとうれしいです。

 今日は、楽しみだったツーリングは途中帰宅となりましたが、いい整備の日になりました。
 マフラーステーの折れを見つけて帰ろうとした時にツーリング仲間から、「こんなにすぐに壊れて手のかかるバイクでもかわいいんだろ?」と聞かれ、その時は無言のにやけ顔で対応しましたが、答えはYESです。

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