穂が充実してきました。

令和3年の米作り

 9月に入り、穂も膨らんできて、大きく硬くなり始めました。病気も出ていますが、何とかなっているようです。枯れた穂が1割無いくらいでしょうか。このまま行ってくれるといいんですけどね。

 穂がぷっくりとしてきました。穂の中身は、はじめは乳白色の液体(なめるとちょっと甘い)なんですが、どんどん穂に溜まってくると硬くなって、お米になります。もう、だいぶ硬くなってきました。

 ↓こちらは香米の「かばしこ」ですが、こちらもすっかり穂が出て頭を下げだしましたね。収穫時期は同じくらいでいいでしょう。

 ↓稲を観察していると、病気にかかっていないもの、背が高いもの、分けつが多いものなど、さまざまです。
 今年も、白丸で囲っているような、背が低くて、病気にかかっていない稲を選抜して来年用の種取をしようと思っています。背が低い方が、倒れにくいので作りやすいと思うんですよね。

 近くの人が仕掛けている箱罠にイノシシがかかっているというので見てきました。30㎏ないほどの大きさです。近くによって行くと興奮して危ないかなと思いましたが、すっかり落ち着いていて、なんだか飼い猪のようでした。彼の今後を考えると不憫です。・・・分け前が来るかな。

 今年はいつも以上に順調に育っているようです。毎年、9月に入ってから病気がひどくなったり、台風が来て倒れたりしています。まだまだ油断はできません。でも、何かできるかと思っても、これからは、水の管理をしながら見守ることしかできないんですよね。ただただ、いい天候が続くのを願うことのみです。

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