7月23日
梅雨の真っただ中です。私の稲、順調に育っていますが、一部の稲に病気が見られます。いもち病のようです。葉っぱに枯れたようなところがその症状です。ひどくなると、このまま株自体が枯れてしまします。
う~ン、どうすっかなぁ~。薬撒いてみるかなぁ~。稲の生命力に任せてみるかなぁ。迷いどこです。それほど多くの株には出ていないようなのでもうしばらく様子を見てみます。できればあまり農薬は使いたくないんです。使っても、害はないんですけどね。軽いこだわりみたいなものですね。
↓稲の分けつ(新しい茎が増えること)も進んできて、田んぼがにぎやかになってきました。ところどころ寂しい稲もありますが、昨年と比べると背丈は低く、分けつは順調で狙い通りにいっています。
全体的にもいい感じで稲が育っています。あとは、いもち病がどうなるかですね。
7月31日
一週間ほど経ちました。天気がいい日が続いたおかげか、稲が青さを取り戻し、葉を広げて少しワイルドになりました。心配していた「いもち病」も広がらずに何とか自力治癒しているようです。
一週間前と比べると、より分けつが進んで株間を葉が埋めていますね。いい感じだと思います。梅雨の割には天気がいいのが一番の要因でしょうね。
8月17日
2週間と少し経ちました。8月中旬ごろから稲が出穂(しゅっすい)を始めて5割がた出ました。ここが出穂期になりますね。
例年と比べると少し遅いかなといった感じです。梅雨が明けましたが、梅雨明け宣言が出た後からの方が天気が悪く、いもち病なんかがまた出ないといいなと思いながら観察しています。
8月24日
ほぼ穂が出そろいました。一部では穂が頭を下げだしたので、受粉も終わり、米の充実に入ってきているようです。稲のそばに行って、稲を触っていると、稲刈りの時に嗅ぐ稲独特の匂いを感じるようになりました。この匂いは稲刈りを経験した人にしかわかんない匂いですね。でしょ、森のくまさん。
↓順調にいっていると思ってたんですが、やっぱりいもち病が出てますね。穂が枯れてしまっているところがあります。穂に出ると「穂いもち」と呼ばれます。天候が雨が多くて湿りがちなのが原因でしょうね。2、3日、様子を見て、このまま全体に広がるようであれば、いもちの薬を撒きたいと思います。
↓私の田んぼを観察していると、所々にビヨーンと背の高い稲があります。パーセントでいうと0.5%ぐらいの割合であります。これは、田植えの時に、所々にカバシコ(香米)を混生して植えてみた分です。メインに植えているのはコシヒカリ系なのでそれも背が高いのですが、それよりも頭一つ高いです。しかしながら、このカバシコは、茎が太く、がっちりしていて、背が高くても倒れそうにはない姿です。また、一切、いもち病にもかかっていないようです。強い品種ですね。
↓別の田んぼ(ヒノヒカリ)に、間借りして種取用にカバシコを植えているのですが、ここでも群を抜いて背が高いですね。面白いのは、同じ田んぼなのに葉の色が全然違います。カバシコのほうが緑が濃いです。よく肥料を吸収するタイプなのかもしれません。隙間を広く取って植えているのも要因の一つかもしれませんね。カヤのような姿です。
↓もう秋が入ってきましたね。パンパスグラスが咲きだしました。まだまだ暑いですが、朝夕はだいぶ涼しくなってきましたし、日の入りも早くなってきましたね。僕、繊細なので、ちょっと物悲しさを感じます。・・・あっ、わかんないですよね。
パンパスグラスの穂を切り取ってドライフラワーを作ってみることにしました。
このまま、日陰の風通しのいいところに置いておけばできるようです。いたって簡単です。私にとっては、出来たものをどこに飾るかの方が難しいですね。笑
今年の稲は、少し病気も出ているようですが、割と順調に来ています。台風なんかが来ずに、これからいい天気が続いて、収穫できればいいなと祈っている今日この頃です。
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