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今年の苗作りスタートです。今年は、毎年作っている「いのちのいち」と今年から作り始める「かばしこ」の2種類です。
↑手のひらのなかの上の大きな籾が「いのちのいち」で下の少し小さな籾が香り米の「かばしこ」です。
↓その籾を塩水につけて、沈むものと浮いてくるものに分けます。塩水に沈む充実したものを種籾とします。比重選といいます。今回は比重1.08位になるように塩を溶かしています。もっと比重を大きく(1.13ほど)してもいいのですが、沈むものが少なくなって種籾がなくなるといけないのでこの程度にしています。
↓浮いてきた籾をすくって選別します。
選別が終わったら、塩水を洗い流して温湯消毒です。籾についている悪い病気の菌を殺します。60℃に10分間としました。やりすぎは発芽率が落ちるそうです。殺菌剤もありますが、種籾の量も少ないし、これで十分効果があるようなので、手間はかかりますが、毎年1回のことと思って、温湯消毒にしています。
温湯消毒が終わったらすぐに水につけて冷やします。これからは水に浸けて発芽させていきます。
水に浸けた積算温度が100℃ほどで芽が動き出すようなので、およそ5~7日の浸水かなぁとよんでいます。籾の様子を見ながらですね。水換えは毎日します。川に浸けていてもいいのですが、量が少ないのでバケツでいいですね。
苗作りの第一ステップ開始です。毎年言っていますが、今年はいい苗を作ってよい収穫を期待しています。秋に旨い米が食べたいです。
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