チェーン調整

バイク

 チェーンが伸びてダルダルになってきたので、チェーンの調整を行っておこうと思います。
現時点で、チェーンの遊びが5cmほどあります。ちょっと遊びがありすぎですね。走ると時折、チェーンからカシャカシャと音がします。

 チェーンの調整をするにあたって、リヤアクスルを緩めないといけませんが、ここの締め付けトルクを先に確認しておきます。
↓サービスマニュアルを確認すると、88.1~94.9Nmとなっています。私の持っているトルクレンチはkgf-mですので、ざっくり変換すると8.9~9.68kgf-mですね。

 締め付けトルクも確認したので、リアアクスルのナットを緩めていきます。前回もちゃんとトルクレンチを使って閉めたので、わりとすんなり緩みました。作業時は、車体をジャッキアップして垂直に立てておきます。

 ↓リヤアクスルのボルトを緩めたら、リヤアクスル調整ナットを回してチェーンを張っていきます。
 チェーン下側中央付近に1~2cmほどの遊びがあるように調整します。結構張る感じですね。

 チェーンを張る作業をしますが、リヤタイヤが進行方向に真っ直ぐに来るようにしなければいけません。その確認は、左右のリヤアクスル調整ナットのネジ部分の長さが同じになるようにしています。あと、目視で確認することも大切です。

 チェーンの張りと、タイヤの位置が決まったら、リアアクスルナットを締め付けていきます。今回、マニュアルの適正内の9.1kgf-mで締め付けようと思います。トルクレンチを8.9の位置からプラス2にして9.1kgf-mの設定なります。

 トルクレンチでゆっくりナットを締めていくと「コキン!」という感触がきます。そこが設定トルクになります。強い力でやっているとトルクレンチを使ってもオーバートルクになってしまいます。ゆっくり締めていくというのがポイントですね。より確実にトルク管理したい時は、数回に分けて設定して最終的に目標トルクになるようにするといいですね。

 乗っていて、時折、チェーンからの音が聞こえるのが気になっていたのですが、これで気持ちよく走れます。小まめに調整するのが、長持ちの秘訣なんですよね。めんどくさいですが、やる気になればすぐですね。

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