ドック入りの結果・・・原因は…

バイク

 「バイク仕上がったヨォ~。」という連絡をショップから受けたので引取に行ってきました。
 私は、アイドリング不調の原因をガバナーとにらんでいましたが、どうも原因は違ったようです。

 まず、アイドリングがしばらく走ると上がったり下がったりする原因はこれでした。
「マニホールドシール」の破れによる「2次エアー吸い」でした。マニホールドシールが両方とも、バッサリ、カッパリ、くぱぁ~っと破れています。ちなみに、マニホールドシールとは、キャブレターとシリンダーを繋ぐ部分のパッキンです。

 ここは、チェックのために、パーツクリーナーを吹きかけてみてアイドリングに変化が無かったので、問題ないと思っていましたが、ばらしてみるとこの通り!見事に破れていました。回転数が上がって負圧が強くなると吸ってたんでしょうね。ばらしてチェックすべきでした。ここは消耗品ですね。勉強になりました。

 そして、ガバナーを換えた後から、まともにアイドリングしなかった原因は、イグニッションコイルの不良でした。ここは今年の車検の時に新品に交換していたのでノーマークでした。

 故障してしまった原因は、私が、ポイントの調整する際に長々とイグニッションをオンにしていたことで、イグニッションコイルに通電し負担をかけパンク寸前になっていたのが原因のようです。イグニッションコイル交換となりました。ここが不良かどうかは、コイルの抵抗を測ってチェックです。抵抗が低すぎるとアウト!です。これも勉強になりました。

 そのほか、高速走行時にキャブからパンパンと音がする原因はキャブにあったようで、ここはキャブのジェットの交換となりました。ジェットを大きくする方向で解決です。そして、点火時期が少しずれていたようでそこの調整もしてもらいました。
 メインジェットを70→72へ、インターメディエイトジェットを265→280へと変えました。
 結果、スムーズに力が出るようになり、90キロ時のパンパン音も止まりました。低速から高速までの全域での力も上がったようです。あっという間にスピードが乗ります。ちょっと注意が必要ですね。それから排気音も若干変わりました。これは、点火時期も調整してもらったのも効いているんでしょうね。

 でも不思議なのは、このバイクを復活させる前に乗っていたときは、何の症状も無かったんですよね~。何で変わるかなぁ。やっぱり機械は長い間動かさないとダメですね。悪くなっちゃいますね。

 そして、ハンドル交換も終え、リフレッシュしました。ハンドルが2インチほど短くなり、今までの乗り方より、もっとハンドルに力を入れずにバイクと一体になった乗り方がいいようです。

 今回はギブアップして、プロに頼みましたが、やっぱりプロは仕事が早いし、的確です。バイク全体に安心感が出ました。急に止まることは無いなという安心感はなんともいいです。(←そんな止まるバイクってどういうバイクよォ~www)
 自分で修理するのもいいですが、わかんなくなって困った時は、プロに頼むのが近道で、結果安上がりですね。

 今回もいい授業料を払っていい勉強させてもらいました。
 次に同じようなことが起きても今度は自分で対応できると思います。払った分の元は取ってやろうと思います。

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