夏休み緊急特別企画 「俺、うずらの父になる!」 ①

うずら

 夏休みがやって来ました。学生時代の夏休みから離れて久しい今日この頃ですが、いまだにこの季節が来ると、そわそわ、うきうきと心騒ぐのは私だけでしょうか。

 今回の夏休みチャレンジは、うずらの卵の孵化です。娘との共同作業になります。かっこよく言うと、「ウズラジョイントベンチャー事業」です。・・・かっこよく言う必要性は全く無かったですね。

 まずは孵化器作りです。卵を孵化させるための温度は38℃程を17日~22日ほど続ける必要があります。孵化器も売っていたり、レンタルもありますが、作るところからのスタートです。
 箱は、ダイソーで150円の保温ケースを買ってきました。蓋の部分をくり抜いて中の状態が見れるように透明プラスチックを付けて窓にしました。

左が保温器、真ん中は温度調節用でダンボールは5枚、右は羽化器本体、見え窓付き。

 温度キープ(加温)に使う器具はプレート状になった保温器です。
 これは、我が家で飼っているハムスターの越冬に使うものです。40℃をキープします。ハムスターの小雪に断りを入れて、少し拝借します。

小雪氏「今は暑いからお貸ししますよ。」

 38℃±0.5℃で卵を孵したいので、温度調節の為、保温器の上にダンボールを温度調節のために重ねて入れて(今回5枚)適温を保ちます。確認の作業を何度かしましたが、ダンボール5枚のスペーサーで1昼夜試してみて38℃をキープでした。これでいけますね。

 孵化器にかかった金額は、保温箱150円、温湿度計100円の計250円(税別)でした。保温器を持っていたのは良かったですね。そのほかのダンボールなんかも家にあるものを使いました。安上がりで出来ましたね。サイズは少し小さいですが、ニワトリの卵も6個くらいならいけそうです。

 次は肝心の卵の入手です。
 スーパーに売っているうずらの卵の中にも有精卵が含まれていて(一説には20個に1個)、温めると孵化するという話もありますが、ここは確実に有精卵30個を注文しました。アマゾンで1080円。もろもろ込みで約2000円かかりました。これに一番、経費がかかりましたね。

 今回は、10個の卵で挑戦です。そのため、「UZR10総選挙」の開催です。
 オーディションの為に30個の卵の重さを量ってみましたが、12g~9gの間でした。
 12gと9gが4個づつで、11gが12個、10gが10個でした。
 その中から12gと9gから2個づつ、11gと10gから3個づつを選抜することにしました。
 選考基準は、卵から何かを感じる「勘」が決め手となりました。
 選ばれた10個がこちら↓のお方たち。

たまごに書かれているのは重さ

 孵化には17日~22日の加温が必要で、14日目までは、卵をころころと回転させてやらなければなりません。最低でも、朝と夕方にころころです。ものの本によると一日5回くらい回転させる方が良いようです。
 しばらく娘との会話は「ころころしたか。」になりそうです。

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