苗の状況報告とメダカ

平成最後令和元年米作り

 5月2日に浸水をして、5月7日に種まきをした稲の苗も、ほぼ芽が出揃い、順調に育っています。ただ、8割くらいは発芽するかと思っていましたが、6割ほどの発芽率だったようです。読み違えました。しかし、昨年よりはだいぶましです。進歩しました。

 ひょろひょろ苗にならないようにバシバシと手で叩いています。ところどころ折れてしまいますが、これで駄目になることはありません。愛のムチです。ずんぐりとした強い苗になりますように。

 だいぶ大きくなったので、今後はプール育苗にしていこうと思います。
実家の畑の片隅を借りて簡易プールの作成です。
 苗箱(苗箱1つは60cm×30cm)が18枚なので6枚3列でいけば、1.8m×1.8mの正方形でいけます。余裕をみて、2m×2m程度のサイズのプールを作ることにします。まず、2.5m×2.5m程の広さを水平になるように均します。さらにきっちり水平を取る為に、籾がらを1~2cmほどの厚みで敷いて水平器をつけた角材などを使って均します。

 均したところに、4辺に2mほどの長さで、高さが4cmほどの角材を置いて、ブルーシートを敷いていきます。そして石などで固定します。水を入れて水深4cmの簡易プールの出来上がりです。水漏れもなしです。

 早速、移動です。苗箱を重ねて運んだので、苗がばったりとなりました。ちょっとやりすぎたかな。自分には甘いですが、苗には厳しいのです。


 水を入れてみると苗箱から1cm上まで水がきます。今後の管理はこの水を枯らさないようにするだけでいいので楽です。

 ↓プールに結構ゆとりがあるので、アイツも一緒に育ててみるかとムラムラしてきたので、たまらず投入です。さて、何を投入したでしょう。

 正解は「メダカ」です。タイトルにもあったのでばればれでしたね。家の軒下で育てています。種類は「幹之(ミユキ)メダカ」です。青味がかった白銀のメダカでとてもきれいです。最初は3匹から増やしていきました。ここにいるのは三代目です。三代目 J soul bro…

 メダカの水槽に産卵床を入れておくと、どんどん産み付けていきます。2~3日に一度のペースで卵を採りますが、だいたい、100個ほど採れます。最盛期には産卵床にびっしりと産み付けられます。
 この産卵床は100円ショップのスポンジを切って自分で作りました。今回は今朝に取っていたので余り着いていません。その中に取り忘れがありました。卵の中にはすでに目が見えていました。

 産卵床に着いた卵は、指でつまんで取ります。潰れてしまいそうですが、指でつまんだくらいでは潰れません。ただ、無精卵は潰れてしまいます。
 取った卵は、水槽のとなりに置いている小さなケースに入れていきます。このケースの中でどんどん孵化して育っています。このケースで1cmほどの大きさになったら、右となりのケースに移動させます。サイズが違うと共食いするのです。
 親のいる水槽では、孵化したとたんに親に食べられているようです。

 ↑ケースから30匹ほど掬いました。このケースには小さいのが現時点で300匹ほどいます。
 ↓のとおり、掬ったメダカは、まだまだ赤ちゃんも赤ちゃんです。
 このメダカを、苗のプールに放流したのです。さてさて、しっかり育つでしょうか。

 うちで飼われているメダカにとって、一番の天敵は何だと思いますか?
 それは、近所の子ども達です。私も小さな頃、身に覚えがありますので、しょうがないとあきらめの境地です。なかなかの逃げ足を見せてくれます。見込みがある子達です。

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