余った革で車の鍵のケースを作りました。余った革でなんていうと、僕の余ってる皮で作ってもらえませんかなんて言って来る友人が多いので、臭い皮はお断りしています。どうしてもというときは、麻酔なしでカッターで切るけどいい?って聞くようにしています。
さて、今回は手元にあった焦げ茶のサドルレザー1mm厚で作ってみました。材料は見てのとおり、ちょっと革があればいいです。
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この革を湿らせて柔らかくして型に合わせていきます。
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型となる鍵に防水の為、ラップを巻きます。これで鍵の養生は完了です。
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湿らせた革を鍵に密着させます。小さなクリップで挟んでおくといいです。
ここでなぜるようにすると、形が出てきます。
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しばらく乾燥(半日ほど)させて、革が乾いたら外します。しっかり型の形で固まりました。
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ネジ捻を使って端に印しを入れていきます。そして、その跡に沿って切り取ります。このときは鋏を使って切るときれいに出来ます。
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二つの革を張り合わせる前に、片方の革に縫い穴をあらかじめあけておきます。こうして先にあけておいた方が、張り合わせてからよりも楽にきれいに出来ます。
今回は、小物なので、3mmピッチの菱目打ちを使いました。
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最中(もなか←読めない友人が多いのでフリガナを)合わせに張り合わせます。
先に開けた穴をガイドにして穴を開けていきます。つぶさないように下駄を履かせています。
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縫い合わせました。縫い合わせた後、ヤスリで周りの姿を微調整していきます。
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革の端を落としていきます。ヤスリでやってもいいのですが、こちらの方が断然楽です。
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コバを整えて、鍵のボタンが見えるように穴を開けて完成です。穴の大きさを変えたのは、手触りで区別できるようにと考えたからです。また、1mm厚の革なので、革の上からボタンを押しても支障なく使えます。
鍵は縫い目が無いところから出し入れします。
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この後、キーホルダーを付ける穴を開けたのですが、画像撮るの忘れてました。
今回、ためしを兼ねて自分の鍵用に作りましたが、なるほどここはもっとゆとりを持った方がいいかなど多くのことがわかり、いい勉強になりました。何でもやってみるものですね。
よし!次はもっと上手くやるぞぉ。さぁ、依頼が来ないかなぁ~。
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