令和2年の米作り 2 田起こし

令和2年の米作り

 本日4月14日です。
 ↓この田んぼは、前回の3/16日に荒起こしをして、土を乾かしていたところですが、それから約1ヶ月ほど経って、また草も生えてきたので、またトラクターで耕しておきます。理由は近所の皆がそうしているからです。まさに慣行農業です。これで毎年うまくいっているのでやめられないんです。
 いろんな事を考えながら経験を積んで、本当にいい方法を見つけるのが楽しみです。
 ちなみに後で紹介する私の実験田では田起こしは1回でポッキリです。(ポッキリに年代を感じさせますね。)

土がだいぶ細かくなりました。

 荒起こしをしたルートとは真逆のルートで耕します。こうすると土の移動が少なくていいと思います。(トラクターでは耕す方向に若干、土が動くのです。)

 ↓今回は写っているカラスがずーとお供してくれました。近くで見るとけっこうかわいいのです。田舎のカラスは純朴な気がするのです。ただの思い込みですが・・・。

まさかヤタガラス?土の中から出てくるミミズやカエルを食べているようです。

 ↑慣行農法の田んぼ4枚分(約3反)を耕し終えました。終えると充実感がありました。ビールが美味いことが確定です。

 ↓ここからは私の実験田。ちょっと遡って4月9日。荒起こし。
 昨年の稲刈りが終わった後に、田んぼの端に溝を切ったくらいで、ほぼ何もせずに置いていたので草がけっこう生えていました。

 荒く土を起こします。今回は、水を入れて荒代をかくまで耕すのはこれ一回。肥料も入れません。米ぬかは50キロほどは撒くかもしれませんが、狙いは除草のためです。ちなみに、この実験田は8畝あります。約0.8反です≒8アールですね。

雑草も大事な栄養源。

 ↓荒起こしをして1週間ほど(4/16)経つとけっこう草が枯れていました。 

今年はドジョウも入れてみるかな。

 この田には5月を過ぎたら水を入れて、早めに代(しろ)をかいていきます。田植えは6月中旬を予定しています。それまで水を張った状態で水生の草が生えてきたら、代をかいてを繰り返して雑草を減らしていこうという企みです。
 また、若干の高低があるので、トラクターで除草しながら土を動かして修正していこうと思います。ただ、ちょっとぬかりこむところがあるので、その場所との相談ですね。トラクターが入らないようなら、人力のチェーン除草という手もありますね。ダイエットの運動も兼ねて。(俺、ポジティブだな。)

 これからは、田作りと平行して、半苗作(出来の半分は苗にかかっているという意味)といわれる大事な苗作りがあります。
 昨年に、何とか取った種籾を大事に使って今年はいい苗を作りたいです。
 今回は「寒さでびっくり大作戦」を試したいと思います。
 詳細はまた次回に。

 → 草対策(代かき) へ

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