砥石直し

技術

 ノミとカンナを研いで、ぼこぼこになってしまった砥石をフラットに直します。
その為に砥石を研ぐ為の砥石を作ります。「面直し用砥石」ってのが売っているんですが、割と高いので、作ります。
 100均で砥石を買ってきて、その砥石に目詰まりしないようにグラインダーでラインを入れたら完成。100均の砥石の番手は120と320ですので、刃物を研ぐのには粗削り用ですね。まさに面直しにピッタリです。

 直す砥石に鉛筆で落書きします。どこが凹んでいるかのマーキングですね。この落書きが綺麗になくなったら砥石直し完了となります。

 作った面直しで研いでいきます。この面直しの砥石は表裏で番手が違うのでまずは120番の荒い方で削ります。といっても、刃物研ぎ機のスイッチを入れて、回る砥石に当てておくだけなんですけどね。

 どんどん削れて砥石がフラットになってきました。ほとんど鉛筆の跡が消えたら、320番の方に替えて仕上げて終わりです。あッという間の作業でした。5分かかりませんでしたね。

 砥石もフラットになって、これでまた綺麗な刃を付けることが出来ます。ぼこぼこした砥石ではいい刃付きませんからね。腕の無い分はこういうところでカバーしないとですね。
 刃物を研いだ後にすぐ面直しをするのが一番ですね。面直し用砥石も作ったのでこれからはそうして行こうと思います。

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