前にもフロントフォークからのオイル漏れがあって、オイルシールを交換したのですが、いつもバイクを止めているところを見てみると、フロントタイヤのところの地面にシミができています。
ん?、これ、どっから漏れてる?と思い、観察してみると・・・・ありました。またフロントフォークからの漏れがあるようです。こないだの交換の時にオイルシールに傷でも入れたかな?フォークに錆が残ってたかな?どっちにしろ、「はァァ~~」です。肺からまた大きく空気が抜けました。
早速、ドック入りです。今回は、フォークはばらさずにやってみようと思います。完全に治すならインナーチューブとオイルシールの交換が必要になりますが、もう、このバイクにそんなにお金はかけたくないのです。
さて、修理開始。フォークの部分をチェックしてみますが、シールに傷を入れるような錆なんかは感じられません。一応、サンドペーパーで磨いておきます。
1000番のサンドペーパーで軽く研ぐように磨いておきましょう。
↓フォークを磨くときは横で磨きます。縦にこするとそれがオイル漏れの原因になりかねませんからね。それから、インナーチューブを固定しているボルトを緩めて1/4回ほど回して元の位置からずらしておきます。あんまり意味がないかもしれませんが、オイルシールとの当たりの位置を変えておきます。
インナーチューブを磨いたら、今度はアウターチューブのオイルシールをならします。
ダストシールに少し隙間を開けてサンドペーパーを滑り込ませたら、アウターチューブをぐりぐりと回転させます。
もちろん、アウターチューブを回すためには、ジャッキアップしてタイヤを外しておかなければなりませんよ。結構めんどくさいです。サンドペーパーを奥まで入れてアウターチューブを5回転ほどさせたらOKです。
タイヤを組み付けて作業完了。インナーチューブにシリコンスプレーを吹き付けて大きくストロークさせてみると初めのうちは黒い汚れが出てきましたが、ふき取って何度か繰り返すと全くオイル漏れはなくなりました。やったぜ!コンチキショウ!
少し走ってみましたが、オイル漏れありません。修理はうまくいったようです。ただ、あくまでも応急処置的な修理だったので、オイルシールの寿命は短くなったでしょう。またしばらくするとまた漏れ出すかもですね。そんな時は、もう誰かにだまして売るかな。笑
どうして俺のバイクはこうも故障が多いのか!乗ることの方を楽しみたいんだけど・・・。
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