「鉄馬」復活計画 10 火入れ「・・・コイツ、動くぞ!」

バイク

 前回に、次回「電装奮闘編」と書いていましたが、とりあえずバッテリーからの電装のチェックをしています。どこまで電気が来ているのか、断線があるのかをテスターを使って調べます。

 ↓電気系を調べていると、同じ場所でも電圧があったり無かったりします。
?ん、どうなってる?これは断線しかかっている線がある?と考え、線を調べていくと、バッテリー直近のサーキットブレイカーにつながる線におかしな曲がりを見つけました。この線かな?と修正しました。

 ↓バッテリーからの線を直してイグニッションをONにしてみると!!
 きました、きました!電気がきました。ほっと一安心。

 ↓ランプに火が灯りました。セルを回してみると、少しセルモーターが回って電気が切れてしまいます。原因探しで、耳を澄ますと、サーキットブレイカーからカチッという作動音が聞こえます。ということは、ここに過電流が流れている?壊れている?はて?

 ↓配線の取り付け間違っていました。セルモーター行き(大電流)とレギュレター行きの線はバッテリーから直結でした。イグニッションに行く線のみはサーキットブレイカーを介してでした。振り分けて配線完了。
 これで解決!セルもギュンギュン回りだしました。
 エンジンにオイルをまわす為に、プラグを外して(圧縮が無いのでエンジンが軽く回る)セルを回してオイルを廻しておきます。

このつなぎは間違い。

 サーキットブレイカーもサビサビでだいぶ古くなっています。そろそろ交換ですね。新しいものが来たら分解してみよう。ところで、サーキットブレイカーとはヒューズみたいなものです。ここは30A(アンペア)です。

 ↓テスターで電圧を探る時は、検知棒のマイナスの先にワニ口クリップを付けて、バッテリーのマイナスに噛ましておくと、プラス側でどこを触ってもショートすることなく安全に出来ますよ。

 さてさて、ついにエンジンをかける準備が整いました。燃料タンクにハイオクガソリンを入れて、プラグを新品に換えます。このバイクにはハイオクガソリンがいいですね。レギュラーだと少しノッキング気味になります。

プラグはBP5ES

 ↓おっとその前にネットオークションで落札したミラーを取り付けます。振動が結構あるので、振動対策としてゴムワッシャーを挟んでみることにしました。また、ボルトのゆるみ止めに、エイトロックワッシャー(厚みに差がある)も使ってみます。

黒がゴムワッシャーで銀がエイトロックワッシャー。

 ↓ミラー取り付け完了です。後方の視野もばっちりです。これは車検もOKのミラーです。

 ↓久しぶりに表に出しました。さぁてと、エンジン始動です。
 セルを休み休み押して、やっとかかりました。うれしい!
 久しぶりに聞く排気音、いい音してます。そして、新しく入れたエンジンオイルの甘い匂いが漂います。オイル漏れも無いようです。

エンジンがかかると車体全体が揺れる。

 よし!次は車検だ!
 でも、どうすっかなぁ~。ユーザー車検でいくか、近くの民間車検でいくか迷いどころだなぁ。ユーザー車検ならここから70kmほど走らないといけないんですよね。安くは上がりますけど遠いよなぁ。

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