前回、タイヤを取り付けた際、今までの経験によるナットの締め付けを行いましたが、やっぱりここはマニュアル通りにやるのが一番と思い直し、トルクレンチにて締め直しを行いました。やり直して思ったことは、前後ともかなりのオーバートルクで締め付けていましたね。指定のトルクで締め込みましたが、ボルト、ナットの清掃、潤滑を行ったので(ここは潤滑の指定なしの部分)、実際はオーバートルクになっているでしょうね。2割ほど抑えて締め込んだ方が良かったかな。
↓オイル交換の前にプライマリーカバーの底の部分からオイル漏れがあったので、ガスケット交換しておきます。古いガスケットをスクレイパーを使って綺麗にはがします。
↓新しいガスケットは、メタルタイプのものにしました。これ一枚で3000円。いい値段ですよね。
このガスケットは金属製なので、破けることはありませんが、締め付けがシビアになります。ネジを締める時は、対角線から対角線のネジを締めていって偏りがないようにしなければなりません。ゆがみが出ないようにするためです。
↓しっかり取り付けてオイル漏れなし。気分がいいですね。もとあった位置にステップやシフトレバーを取り付けます。外す時にポンチで印をつけておくと迷わずに取り付けられますね。自分のいい位置はほとんど変わりませんからね。
↓バッテリーを取り付けていきますが、その前に、安全性を高める為の小物を取り付けておきます。この黒いナットはプラスチック製で、ブレーカーの飛び出たボルトの部分にはめてくと、ちょっとした時の短絡(ショート)を防ぐことができます。
↓通電するところには、このグリスを塗っておきます。電装保護グリスですね。これを塗っておくと、錆がこないのはもちろん、効率よく電流を流してくれるそうです。気休めかも知れませんが・・・。
↓バッテリー装着完了です。新品のバッテリーを初期充電してバリバリ状態です。バッテリーカバーにもプラスの部分にゴムを貼り付けて安全第一。
左下のコネクターはバッテリー充電用の別線です。トリクル充電する時に便利なんですよね。バッテリーは常に満充電が長持ちの肝ですからね。
↓エアフィルターも新調しました。薄くオイルを塗って付けました。
↓プラグチェックです。ちょっと黒いですね。このバイクに乗った最後の方はそんなに長距離を乗らなかったのでかぶり気味でしたね。まだ使えそうですが、ここは新しくしておきます。
このバイクはポイント点火なので、スパークプラグはNGKの「BP5ES」を使っています。
↓ブレーキフルードも交換しておきます。交換前にブレーキを踏んでみると、踏み心地がなんだかグニャグニャしていたのですが、液を交換してみると、だいぶエアが出て来ました。エア噛みしていましたね。液もだいぶ少なくなっていました。
↑フロントブレーキも同じくフルード交換しておきました。しっかりしたタッチが出ました。一安心です。
↓ハンドル周りのブッシュや、ハンドルのクランプやライザーも交換します。
↑ハンドルバーも交換予定ですが、それは車検を通した後にしたいと思います。
ゴールが見えて来ました。早く走らせたい!と思う今日この頃です。
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