渓流ダモ作り3 ネットを編む

タモ作り

 タモにつけるネットを編んでいきますが、編むための台に一工夫しましたので報告を。
 編む時にどうしても引っぱりますので、その時に台が動くと都合が悪いのです。そこで、台の裏に滑り止めを貼り付けました。たったこれだけですが、滑り止めがあると無いのでは雲泥の差です。台は軽いですが、これで動きません。これに何かおもりをのせるともっと安心です。

 ↓編む準備が出来ました。網針にはクレモナ糸をそれぞれの網針に30mづつ巻きました。計60mです。25cmの網針に何とか巻くことが出来ましたが、網針は28cmくらいで作った方が良かったかもしれません。

 ↑一番下の木の棒は、幅15mmのコマです。これに糸を合わせて編むと網目がそろって綺麗です。
 網台に掛かっているのはネットのスターターです。18個の輪を作っています。

 ↓編み始めました。17目×18目で作っていきます。地道な作業です。編むほどにどんどん慣れてきて網目が安定します。編みながら気付いてきたことがあります。これはネットを3個ぐらい作った時にどうにかいいものが出来るパターンです。いやはや、どうも先は長いな。気付いたものはしょうがないのです。

まだ編み方が安定しません。でも、楽しくなってきました。
編み方も安定し、気分転換に場所を転々として編んでいます。
ぐるりを縫い始めました。まだ先ですが、ゴールが見えてきた気がします。

 暇を見つけては編んでいます。だいぶ出来て来ました。一見、いい感じですが、どうしても大きさの違う網目が出来てしまします。そこは「まあ、いいか」の精神です。

 白い糸を使っていますが、ネットを編み終わった後に若竹色に染めるつもりです。編む前に糸を染めた方が、均一に染まっていい感じに出来るようなのです。ですが、染める時に糸が縮む様で、私は、今より小さな目の網が欲しいので、編んだ後に染めれば網目も縮んでいい網が出来るとにらんでの計画です。
 ↓近くの手芸店で染め粉を買ってきました。「ぼうしょう」は塩で代用が効くみたいですが、そんなに高くなかったので、一緒に買いました。

 ネット編みの教科書として↓の本を参考にしましたが、編み方や、基本の結び方は載っていますが、実際に作ろうとなると、糸の長さだったり、網針のサイズだったり、入手方法だったり、細かいところが書いてないので、かゆいところに手が届かないタイプでした。ただ、はじめる取っ掛かりにはいい本ですね。

 今はいい時代です。分からないところや、疑問に思ったところは、先人たちがウェブサイトに細かい情報をのせているところが多々あります。私は、そこも参考にして作っています。たとえば、Akasaka Wood Worksさんとか、魚ココロあれば水ココロありさんなどです。ほぼ、この二つを見て作っていますね。編まれる方は是非みて見るといいと思います。そして、まだ探せばいっぱい出てきますね。

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