ヒナが来ました。孵ったばかりのヒナはまだ卵黄のエネルギーが残っているそうで、初めの1日は何も与えず場所に慣れさすのがいいようです。
そうそう、ニワトリの名前が決まりました。
「たまごやき」「めだまやき」「ちゃわんむし」「オムレツ」です。まあ、ひとくくりにして「お前たち」と呼んでいますけどね。

さて、ひよこが来て2日目から餌を与えるんですが、私がまず与えるのは「くず玄米」です。これは私が作ったお米の選別の時に出た小さなお米です。これをそのまま3日ほど与えます。それと、野菜の切れっ端や、庭に生えている雑草も与えます。お店に売っているニワトリ用の餌は、ひよこ用、中びな用、成鳥用、採卵用ときめ細かく分かれていて親切です。ですが、何でも食べて元気なニワトリに育てるなら初めからこういったハードな餌の方が良いとものの本に書いてあったのです。くず米は2袋ほどあるのでしばらく食べさせる分はあります。

3日ほどしたら、もう、これから与えていく餌に切り替えます。この餌は、玄米、米ぬか、もみ殻を1:1:1で混ぜて水を加えて発酵させたものがベースとなります。これに私たちの食事で出た野菜の切れ端や出汁ガラなどなんでも混ぜてさらに発酵させて餌にします。こうすると長持ちしてニワトリがよく食べてくれる餌になります。不思議なもので、生では食いつきの悪い野菜なども発酵させるとよく食べてくれます。発酵の力ってすごいですね。

餌は直接地面に撒いています。足で地面を掻きながらニワトリ同士で競争するように食べてます。発酵飼料を食べさせていると、コロンとして臭いの少ない糞をします。鶏舎の中は全く臭くありません。

元気な強い体にするためには時々生き餌を与えた方がいいというので、ミミズやミルワームを与えていますが、生餌を与えると、大騒ぎで餌の取り合いをしながら食べます。ごちそうなんでしょうね。取り合う姿はラグビーの様です。

「ニワトリは常にハングリーでありたい」
この言葉を胸に秘めて強いニワトリを育てたいと思います。

監督に寄って来るようになりました。バカな奴らです。


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