最近、作業小屋の整理をしていたら、もう10年ほど前にヤフーオークションで手に入れたcvキャブが出てきました。すっかり忘れてしまっていましたが、これを機にちょっと試しに付けてみようかと思います。
↓このキャブは、私のバイク(ショベルヘッドエンジン)より後に(エボリューションエンジン)純正採用になったものですから、私のバイクには不要な機能の部分があります。ですので、その機能を効かなくしなければなりません。↓〇の部分は、私のバイクには関係ないので塞いでしまいます。
↓穴のサイズが3mm弱くらいだったので、3mmのアルミ棒を挿入して塞いでしまいました。
↓次は、燃料の入り口(燃料フィッティング)の交換です。私のバイクでは、ここの燃料の取り込み口を下に向ける必要があります。ここの部分は圧入されていて、しかもプラスティックの部分があるので、強引に向きを変えようとすると必ず壊れてしまいます。ですので、交換となってしまいます。
↓強引に向きを変えようとしたらプラスティックの部分は取れてしまいましたので、残った金具の部分を万力に挟んで、強引に引き抜きました。
↓抜けました。金具の周り(キャブの方)を幾分温めたので、多少は抜けやすくなっていたと思います。それでも結構な力仕事でした。こういう作業は特殊工具を使うと楽ですね。でも、その分お金がかかりますけどね。
↓新しい燃料フィッティングです。真鍮製です。この部品を取り付けていきます。穴に入れる方は、しばらく冷やしておくといいですね。少しですが縮ますからね。今回は30分ほど冷凍庫に入れておきました。
↓キャブの穴を大きくするために穴の周りを温めたら(結構熱くなるくらい)、冷やした新しい燃料フィッテイングをハンマーでたたきこみました。温めたのと、冷やしたのとで、結構スムーズに入れることが出来たと思います。焼き嵌めですね。
↓ビフォワーアフターです。燃料フィッティングの向きがこうなりました。ショベル用は燃料ホースが下の方からくるんですよね。
ショベルにCVキャブを付けるための「はじめのワンステップ」が完了しました。取り付けには、まだまだステップがありますので、ぼちぼちやっていきます。
→ ショベルにCVキャブを付ける② へ
コメント