前に土間コンを打った時、雨に見舞われて(私の判断ミスなのですが・・・)イマイチの仕上がりになりました。まあ、いいかなって思ってたのですが、やっぱりどうも気に入らなくって、この思いをずっと抱えているのも嫌なので、補修することにしました。
床面を仕上げる前に、立ち上がりがブロックむき出しだったので、モルタルを塗ってみました。
モルタルの砂を別に良いのを買ってきたので割と上手に塗れました。外側を塗ったときは、砂の中に結構大きな小石なんかが入ってて、ガリガリ仕上げになったんですよね。まあ、それはそれで味で良かったんですけど。今回は割ときめ細かい塗りが出来ました。素人の域は出ませんけどね。
さて、土間コンの修正をやろうと思いますが、今回はレベラーを使ってみます。天板レベラーと書いているので、基礎の天端の仕上げ用なんですが、まあ、これでいけるだろうと。1袋1500円ほどです。1cmの厚を持たせたいので、必要な量を計算すると6袋ほどいるようです。6袋買って9000円ほど。ああ、最初に打つ時にちゃんと土間コンが仕上げられていればなぁ~。と自分の判断ミスを呪いました。
土間を掃除して入り口の部分にレベラーのこぼれ防止の板を設置して準備完了。
レベラーを練っていきます。1袋に7ℓの水が必要です。水の量は守らないといけないとのことで、計って入れました。そして3分以上練ることと使用上の注意に書いてあるので、しっかりと練りました。 そうそう、レベラーを練る機械を、コンクリートミキサーを借りた友人に聞いてみたところ、「ある」というので、これまたお借りしました。私の同僚なんですが、闇で建築業でもやってんのかなってくらいにいろいろと持っています。この同僚には、いろいろ借りたお礼にカクノミをあげることにしました。カクノミが必要になったら、借りよう。
練ったらササッと流し込みます。トロトロなのでスーッと広がってくれますが、トンボを使って均一になるように広げました。
さらに、コテを使って広げましたが、これくらいの面積では、トンボではなくて、最初っからコテだけの方が効率が良くて、綺麗に広げることが出来ることが分かりました。
ふぅ、綺麗に広げることが出来ました。・・・と思っていたんですが・・・。
しばらくすると、ポコポコと泡が沸いて出てきてしまいました。まだ柔いうちにコテで均してだいぶ消すことが出来たのですが、結構な数の泡が再度出てきて、途中であきらめました。ホットケーキの裏返しどきだなって感じの気泡です。
↓とりあえず全体的には均一な床にはなりました。硬化、乾燥を待ちます。
乾燥後は、しっかりと強度もあって表面も少し艶があって綺麗です・・・が、気泡の部分がポコポコと膨らんで固まってしまいました。それと、所々、均平が取れていません。大工の友人に聞いてみたところ、泡の原因はレベラーの混ぜ方が不完全でしっかり混ざってなかったのだろうということと、一気に厚く流し込まずにに何度かに分けて流し込んだ方が綺麗になるよ。とのこと。 あっは~ぁ、先に聞いとけばよかったなぁ。
とりあえず、泡の部分をハンマーで叩いて潰してみましたが、う~ん、どうだろ。
ハイッ、買ってきました。追加でレベラー3袋。再度流し込みます。今度は小分けにしながらしっかり練って投入しますよ~。3袋なので少し厚みが薄くなりますが大丈夫でしょ。もう半ばヤケクソ。
よく混ざるようにレベラーと水を小分けにして入れながらしっかりと念入りに練りました。トロットロになったのを確認して、とどめにまた1分ほど追加で練りました。
サーッと土間にこぼして、コテを使って広げながら流していきます。
前回とは違い、泡立ちがほとんどありません。前回の泡の原因はレベラーの練り方がやっぱり足りなかったんだな。
↓一日経ちました。硬化しました。今度は、ほとんど泡の後もなくきれいに出来ました。良かったです。
厚みが少し薄いのが心配ですが、時が経って剝がれてきたら、またその時にどうにかします。
土間コンは何とか出来上がりました。初めに打つ時に天気のいい日を選ばなかったことがここまでかかった一番の原因ですね。止める勇気も大事だな。
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