CVキャブを付けるためには、アクセルワイヤーの加工をしないといけません。今付けているs&s用のアクセルワイヤーではケーブルの出量が足りないのです。10cmのところを2cm増やして12cm出るようにしないといけません。今付いているアクセルワイヤーは、また同じキャブに戻すかもしれないので、それを加工せずに新しいワイヤーを購入しました。エボ用のアクセルワイヤーだとそれがcvキャブ用なので、ケーブルの出量は無加工でいけるんですけど、アクセルホルダーに付ける部分のネジピッチが違うので使えないんですよね。
↓加工用に購入したショベル用のアクセルワイヤーのケーブルの出量は10cmです。この出量のことをトラベルレングスというみたいですね。ケーブルのアウターを2cmほどカットして出量を確保します。ノギスを使ってカットするところに印をつけておきます。
↓金具の部分はライターで軽くあぶるとスッと取れます。取れたら、あらかじめ印をつけていた部分から表皮を剥いでいきます。
↓中のワイヤーを傷つけないように、コイル状になっている金具の部分をニッパーで甘噛みしてに隙間を開けていきます。この巻いている金具の部分、結構しっかりしていて、硬いですね。
↓隙間を開けてバチン!とコイル状の部分をカットしました。結構手間ですが、同じことを繰り返してコイル状の部分を除去します。ほんとに硬いので根気のいる仕事です。中のワイヤーに傷をつけたらアウト!ですからね。
コイル状の部分と中のチューブのようなところを除去して、初めに外した金具をワイヤーに嵌めました。12cmの出量を確保です。これで完成。結構時間がかかりました。力を入れてニッパーを握りしめたので、手がじんじんしています。
↓お次はcvキャブ用に中古のエアクリーナーも購入していましたので、その清掃も行っておこうと思います。まだまだ使えそうですが、汚れてはいますね。
今回は、酸素系漂白剤にドブンとつけてみます。取説を見ると50℃くらいのお湯がいいと書いてあったので、それぐらいの温度になるようにお湯を入れました。熱湯風呂よりもさらに熱いくらいですね。
↓4時間ほど漬け込んで、綺麗に洗い流しました。この後、2日ほど風通しのいいところで陰干ししました。完全に乾いた後、エンジンオイルを薄く全面に塗布してみました。エアクリーナー専用のオイルがありますが、持ってないのでエンジンオイルにしました。まあ、いいでしょう。俺のバイクだし。
↓これで、だいたいキャブ取付の準備は完了しました。10年ほど前に揃えた部品がやっと日の目を見ます。(今回、新しく購入した部品もありますが)今、同じような部品を揃えようと思ったら、かなり価格が上がっているようで、オークションなんかを覗いてみると、私が購入した時から比べると倍以上は値が上がっていますね。しかもあんまり程度がいいのが無いみたいだし。いいときに買ってました。
先日、セッテイングで肝になるニードルをアメリカのテキサス州にある店に注文したのですが、待てど暮らせど品物が来ないので連絡してみると、部品が無くて3か月待ちだそうです。「キャンセルする?」って来たので、「いや、待つ!」と答えておきました。はぁ、ヤンキーの野郎は連絡体制がなってねぇぜ。
ですので、セッティングは今ある期待薄のニードルでしばらくやっていくしかありません。・・・いや、意外といいニードルなのかもしれませんがね。(希望的観測)
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