マムシを注入 ~オイル交換~

バイク

 春のバイクシーズンに向けて、ローライダーのオイル交換を行いました。
 今回、交換したオイルは、前回交換した時に紹介した「MAMUSHI」オイルです。
全化学合成オイルで20w-55となっています。ハーレーにベストマッチとのキャッチに半ば騙されて購入しました。さて、どうでしょうねぇ~

↓それではオイルを抜いていきます。ダンボールで漏斗を作って、オイルの吸着にはシュレッダーにかけた新聞紙を使います。出てきたオイルは真っ黒で、粘度も少しゆるくなっています。このオイル、入れ初めのころは甘い匂いがしていましたが、その匂いも全く無くなっています。替え時でしたね。

↓オイルタンク内のオイルが抜けたら、パーツクリーナーでタンク内の清掃を行います。綺麗綺麗です。

↓オイルタンクのドレンボルトもきれいにして取り付けます。白いワッシャーはナイロン製のガスケットで、オイル漏れを防いでくれます。程度も良い様なので再利用することにします。
 ドレンボルトをつけるときのポイントは、手で締まるところまで締めて、それから工具です。まあ、ボルト取り付けの全般にいえることですけどね。ネジ穴をナメないようにすることが大切です。

↓それではマムシを注入です。1ℓづつ入れていきます。およそ3ℓほど入ります。

オイル量の確認には車体を立てて行わないといけません。ジャッキアップして車体を垂直に保ちます。

↓オイルゲージでオイル量を確認します。バッチリの量です。そして、このときに、タンク内のオイル量を直接目視して、入り口から2.5cmほどのところに油面があるか確認しておくことも大切ですね。

 今回は、オイルフィルターの交換はしないので、これで完了です。この後、エンジンをかけて再度オイル量の確認をしました。大丈夫でした。この春は気持ちよく走れるでしょう。このエンジンオイルと相性がいいといいなぁと思っています。ちょっとかけただけではわかんないので、次に乗るときにフィーリングを確認してみますね。

↓ついでに、クラッチレバーの引きが重く感じるので、クラッチワイヤーにも注油しておきます。ここにもマムシを注入です。クラッチレバーをばらして、ワイヤーだけにしたら、ナイロン袋の角を切って漏斗を作ります。それを輪ゴムで留めて、オイルを適量注いで、高い位置でしばらく置いておくとワイヤーの中にオイルが入っていきます。

クラッチレバーも余分なオイルや汚れを落として綺麗にします。そして適宜の量でグリスアップです。

↓グリスアップにはウレアグリスを使っています。漏れない程度にタップリ目で入れていきます。

↓くみ上げたら気持ち薄く「ベルハンマー」をかけておきます。グリスが溶け出さない程度にです。動きが良くなる御呪い(おまじない)のようなものですね。

 クラッチワイヤーに注油して劇的にクラッチが軽くなったわけではありませんが、幾分かスムーズに動くようになりました。ワイヤーの油分がちょっと切れかけていたんでしょね。ちょっとした整備ですが、こういう小さなことで、愛着と楽しさが増しますね。
 もう少しあったかくなったバンバン乗って楽しみたいと思います。

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