小屋づくり 4 土間コンを打つ

小屋づくり

 土間コンを打って床面を作ろうと思います。
基礎の内側をならしてコンクリートを流し込みます。

 基礎の内側に余っている砂利(砕石)を全面に敷きならしていきます。基礎作りの分が0.3㎥ほどは余ったので結構いい量があります。せっせとネコで運びます。

 全面に敷きならして出来るだけ均平になるようにします。この上に、余っていた砂も撒きました。

 砂を撒いたら、転圧器で叩き締めます。ドンツク、ドンツク、ドンツク。叩き洩らしの無いように縦横を行ったり来たりしながら叩き具合と足の裏で土の締まり具合を確認します。かなりの時間をかけて転圧完了です。あ~、疲れたぁ~。

 転圧が終わったら、コンクリートがひび割れないようにワイヤーメッシュを敷いておきます。
2m×1mのワイヤーメッシュを6枚敷いて、お互いを結束しておきます。このワイヤーメッシュを買ってきて2~3日外に置いておいたらすぐに錆が出てきました。ワイヤーメッシュってやつはすぐに錆びますね。まあ、これくらいの錆は問題ないでしょう。

 別日、朝9時半に近くの生コン屋に0.6㎥頼みました。大型車で来るようなことを言っていましたが、小型車が空いていたようです。今日は時間との勝負になるので助っ人を頼みました。大食いの彼です。

 生コンには配合があります。ただ生コンをくださいと言っても、業者の人は困ってしまいます。配合とは下の「呼び方」の部分になります。今回は18-15-20で頼みました。私もよく分からなかったので、「小屋の土間に打ちます。車が乗ったりはしません。」と聞かれるままに伝えると、今回の配合となりました。車庫などの重いものが乗ったりするところでは、呼び強度の高いものとなるようですね。スランプは柔らかさ(流動性)になります。

 バタバタして、あっという間にコンクリを流し込みました。コンクリの量は、0.6㎥では少し多くて0.5㎥では足らない量でしたが、ほぼ0.6㎥で正解でした。

 ならしていきます。ブロックの際にコンクリートを入れる高さの印をつけておいたのでそこを目安として均していきますが全体を均等にするのはこれがなかなか難しいです。

 移動式水糸張器を作っていたので、各場所に張りながら、水糸から23cm下がりを取りながら均しました。これが無かったら、真ん中が膨らんだり低かったりしていたと思います。素人が感覚だけでするのはちと無理がありますね。職人さんはすごいわ。

際職人が現れ、際だけは綺麗に均してくれました。そこはブロックにラインがあるのでそんなに難しくなんだけど・・・。

 コンクリを打ち終わって約1時間ほどして抑えに入ります。表面が綺麗になってきました。ただ、ここから結構な雨が降り出して、トホホ。。。な気持ちがしています。乾かして表面を抑えてを繰り返して、床面をつやつやにしたいと思っていましたが、どうも出来そうにありません。

 

 今回の生コン代は0.6㎥で17,200円(税込み)でした。現在は1㎥当たり26,200円(税別)のようです。配合が変わると高くなるようですね。今回の配合は標準の価格でした。
 自分でコンクリートを練った方が安上がりですが(0.6㎥を自分でやると約1万円チョイ)、品質や手間を考えると頼むのも全然アリですね。軽トラで砂利や砂を買ってきて、それを下ろしてだけでも重労働でしたからね。

 助っ人にお世話になったお礼は、昼飯で手を打ちました。近くのステーキ屋で腹いっぱいステーキを食おうと行ってみたら閉店していました。ですので、これまた近くのココイチとなりました。だいぶ安く上がりました。
 助っ人の彼はご飯を食べたらココイチでも満足したようで、いい仕事をしたなぁ~という顔をしながらさっそうと帰っていきました。

 本日は曇りの予報のはずだったのですが、天気がどんどん悪くなっていきました。助っ人の大食いの彼が、「僕は晴れ男なんですけどねぇ~」と言っていたのを思い出し、空を見上げながら思わず舌打ちをしてしまいました。
 気休めですが、ブルーシートをかぶせて養生です。
 その後、雨の中、ブルーシートをめくってはコンクリートを撫ぜを繰り返してみましたが、雨が降っている中では綺麗に仕上げるのは無理でした。コンクリート打設の判断ミスでした。天気はもつと思ったんだよなぁ。

 1日経ちました。出来上がりは「ううん、まぁ~。」といった感じです。思ったほど悪くはありませんが、狙っていたものには遠いですね。うん、でも、まあ、よし!でしょう。

入り口の部分も少し段差を付けて仕上げます。

 よし!土間コンも打てたし、これからは建物の方に入るぞ!

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