昨年、作っていた竹のルアー竿をやっとヤマメに試す時が来ました。
遊漁許可証(1年券4000円)を今年も購入してレッツらゴーです。(表現に年代を感じますね。)
今回は、ちょっと足を延ばして行って来ました、秘境「椎葉村」。
椎葉村といえば、壇ノ浦の合戦後の平家と源氏のロマンティックな話の残る「平家の落人伝説」や、日本民俗学の第一人者である柳田國男が椎葉に滞在し、その経験から著した「後狩詞記(のちのかりことばのき)」により、日本民俗発祥の地として知られています。
私の自宅から車で約1時間半ほどで上椎葉ダムに到着しました。今回、釣りをしようと思っているポイントまでここからまだ30分はかかるので、しばし休憩。
↑このダムは昭和30年に作られた日本初のアーチ式のダムで、ダムの長さ341m、高さ110m、最大93200kwの発電することが出来るそうです。詳しくはまた今度にします。(耳川水系ダムめぐりツーリングをする予定)
↓上椎葉ダムからさらに30分ほど車を走らせて、秘境に入っていきます。さすがにここには、新型コロナは来ていませんね。だって、人がいませんもの。
さてさて、前置きがだいぶ長くなりましたが、ついに私の作った竹竿を試す時が来ました。しかも、最高の場所です。
ちなみにリールはアブガルシアの1000番(安いやつ)です。ラインはナイロンの2.5ポンド(0.6号)を巻いています。
↓使うルアーは知る人ぞ知る「菅スプーン」です。このルアーは、ゆっくり巻いても、早く巻いても回転することが無いので、糸ヨレが出来にくいのでライントラブルが発生しにくいです。そして不規則な動きをするので、ヤマメがほっとかないのです。ある意味、技術が要らないのでつまらないルアーなのかもしれません。でも釣れるんです。
↓一投目で来ました。竿の調子を試す間もなく釣れてしまいました。
こりゃあ、大漁だぞと思っていましたが、少し進むとぱたりと、アタリも魚の追っかけもなくなりました。はて?なぜだ?と周りを観察すると、真新しい足跡が・・・。先行者の姿は見えませんが、どうも居るようです。
釣れないまま、キャストの練習のような釣行を1時間ほどしながら進んでいると、吊り橋が見えて来ました。その名も「幸福じぞう橋」。どうしてこんな名を。
ここで、本流での釣行は諦めました。アタリはありませんが、いいポイントが続くので、ついついルアーを投げてしまうのです。
↓本流は諦めて、支流を攻めることにしました。本流と比べると少し流量は落ちますが、雰囲気がある渓流です。私、こんな流れが好きです。
よさそうな所に投げるとほとんどアタリがあります。この竿では、勝手に魚が掛かる様に釣れます。ほとんど合わせる必要がありません。竹竿がしなやかで、抵抗無くルアーを噛むようです。さて、竿がいいのかルアーがいいのか分かりません。
ほぼ、入れ食い状態ですが、釣れるサイズは15cm~20cmといったところです。今回、慈悲の心でリリースです。食べると美味しいんですけどね。
この竹竿、繊細に水の中の様子を伝えてきます。ルアーの動きや、水の流れ、ルアーがどの位置にいるかなどビンビン来ます。凄い!竹って凄い。
杉で作ったグリップの長さが25cmなので、この魚は18cmほどでしょうか。
川を変えてから入れ食い状態ですが、サイズは伸びません。
竿のインプレッションですが、竿の先から2割ほどが反応してその後、加重が掛かると竿全体で受け止めるといった感じです。慣れるまで、キャストに癖がありますが、慣れて来ると、1.8gのルアーで15mまでは手で投げるようなコントロールが出来ました。これはまぁ、これは腕かな。
今日は数釣かなぁ。と思っていましたが、↓このポイントで、投げたルアーを巻いているとゴンという感触がありました。石に当たったかなと思いましたが、重さを伴った強い引きが来て、こちらになかなか寄って来ません。水中でギラリと反転した魚の体に濃いピンクが見えたのでニジマスかなと思いましたが、しゃくれた顎が見えたのでヤマメだなとわかりました。尺越えヤマメでした。
↑意図せず、大物との格闘を試すことが出来ました。この竹竿は常にテンションが掛かるように一定の角度を保って竿捌きをすると竿が勝手に引きを吸収してくれます。細いラインでも安心してやり取りが出来ます。そして楽しい。多分、値段の高いいい竿ってこんな感じなんでしょうね。
↓先ほどの魚で強いやり取りをしたら、少し曲がってしまいましたが、手で修正したら治りました。メンテナンスでもう一回火入れをした方がいいかもしれませんね。
ちょっと持った時の太さや、先が少し重いようなバランスの悪さもありますが、初めてにしてはいい竿が出来たと思います。まだ、ストックの竹があるので、必要があれば新しい竹竿を作っていこうと思います。
朝早くから釣りをして、15時頃まで釣ったので、今日はもう満足。スッキリしました。また日々の生活を頑張れます。
↓車に帰るのに川を折り返すのも大変なので、川から斜面を登って、道路に出ました。このあたりは、人通りは少ない道ですが、標柱が立っているので、気になって、書かれているのを読んでみると、グッと心に来るものがあったので紹介します。
ただ、この標柱、いったい誰に読ませるためなんだ?俺みたいな釣り人か?鹿や猿は読めないぞ。
①不自由を常と思えば不足なし
→まったくその通りですねぇ。このご時世と合っていますね。
②冷酒と親の意見は後できける
→まったくその通りですねぇ。これは歳をとってわかりますねぇ。
③ももくり三年かきなし八年
→梨も8年なの?マジで?調べてもわからないんだけど。書いた人の経験則?
あ~、楽しい一日でした。こんな環境がすぐに手に入る私は幸せ者です。
→ 釣り へ
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